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【天体観測】天文ガイド付録に掲載されている夏のDSO12個、全撮影達成

星雲・星団・銀河に関する情報
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夏のDSO全撮影達成の状況

天文ガイド付録に掲載されている掲載されている夏のDSO、つまり夏の代表的なDSO12個の撮影は、見事に全部撮影が終わり、目標は達成されました。



春のDSOは残り一つが撮影できず、目標は達成できませんでした。今回リベンジを果たしたわけです。

最後の3つのDSOは西の空にかなり沈んでおり、うまく撮影できるか心配でしたが、まずまず撮影できました。
この3つのDSOを撮影する過程で、撮影してもカラーにならないとかトラブルに見舞われましたが、だましだまし、回避できました。

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sanpojin版夏のDSO

1 さそり座球状星団M4

なかなか迫力のある球状星団で、撮影も楽しかったです。クモ球状星団とか、蟹球状星団とか愛称がついていますが、どちらもしっくりきますね。クモと蟹の足の感じ。

2 さそり座散開星団M6

駆け込み撮影の3つのDSOの一つです。ピントが甘かったようで、星が膨張してしまいました。
それがなければ、美しい散開星団だったと思うのですが残念です。

3 さそり座散開星団M7

これも星が膨張してしまいました、これで正解なのか、ピントが甘かったのか。これも駆け込み撮影の一つでしたので、ピント合わせを焦ったか。

4 いて座散光星雲M8

写った時は嬉しかったです。干潟星雲。赤い星雲が上手に写ると嬉しいですね。こんな難しそうな赤い星雲が写せるとは、感動ものです。

5 たて座散開星団M11

恒星がドーナツ状、紙切れ状になる現象を乗り越えて撮影に成功しました。原因はDeepSkyStackerの設定にありました。
ホットピクセル検知と除去の設定が原因のようで、DeepSkyStackerのCOSMETICタブのチェックを全部外すとよいのではないかとのことでした。見事に当たり、ドーナツは無くなりました。

6 へび座散開星団M16(星雲を伴った散開星団)

愛称「わし星雲」。これも赤い色の星雲。暗黒雲も写っており、大満足です。

7 いて座散光星雲M17

愛称「オメガ星雲」。今回は赤い星雲でヒットが多かったです。これも大満足。赤い星雲、撮影が楽しいです。

8 いて座散光星雲M20

愛称「三裂星雲」。この夏の撮影の中では、一番だと思っています。憧れの星雲でしたし。この記事のサムネイルはこれに決めています。

9 いて座球状星団M22

どうしても色が出なかった球状星団です。これも駆け込み撮影の対象でしたので、焦りましたが、見切り発車で完成としました。

10 こぎつね座惑星状星雲M27

これも「あれい状星雲」の愛称がついています。
恒星のドーナツ化を修正して撮影に成功です。惑星状星雲は好きなものが多いです。これもお気に入り。

11 こと座惑星状星雲M57

これは、どうしても炙り出したようなアウトプットになってしまうというトラブルに見舞われましたが、何とか調整して、↓の画像を得ました。主焦点撮影です。露出が足りなかっただろうか。

12 はくちょう座散光星雲NGC7000

愛称「北アメリカ星雲」あまり色が出なかったので、トーンカーブ調整で無理やり赤い星雲に仕立て上げました。これも完成とします。

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まとめ

夏のDSO全撮影成功、めでたい。
恒星のドーナツ化とか、色が出ない問題などを何とか超えることができたし、勉強になりました。
最後のさそり座・いて座のM6.M7.M22はかなり低空に入っていましたが、プチ遠征でカバーできました。
次回は秋です。撮影環境も良好で、プチ遠征も活用して、計画的に進めようと思います。

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秋の目標DSO

考えてみると、これで一回りしたのですね。2クール目に入ることになります。

秋の目標DSOは以下のとおりです。丁寧に手を抜くことなく撮影を進めて、前回の秋より良い結果を得たいと思います。

➀アンドロメダ座M31 アンドロメダ銀河
②さんかく座M33
③ペルセウス座M76 小あれい星雲
➃ちょうこくしつ座NGC55
⑤くじら座NGC247
⑥ちょうこくしつ座NGC253
⑦ペルセウス座 二重星団
⑧みずがめ座 らせん状星雲

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