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昼間の流星群を電波で観測する

流星に関する情報

6月28日、うしかい座流星群が極大になります。前の記事で書こうかどうか迷ったのですが、結局でここでお知らせすることに決めました。ちょっと条件が悪いので。。。

出現期間は6月22日から7月2日。極大になるのは6月28日午前4時。もうかなり明るくなっていて条件が悪いのですが、双眼鏡でなんとか狙うことができるかも。この時間でも、まだ夜に近い流星群です。今月の他の流星群は、本当に昼間ばかりです。

ただし、昼間の流星群の電波観測では、例年活発な活発が認められています。電波観測というと、アマチュアにはハードルが高そうですが、意外とそうでもなさそうです。と言っても、一部の専門家の方にしてみればということですが。

日本アマチュア無線連盟さんが出されている冊子によれば、太陽、木星、流星を電波観測する方法が記載されています。残念ながら、アマチュア無線をされている方でないと詳細はわかりそうにありませんが、ここではほんの概略だけでもお知らせしたいと思います。詳しい方のヒントになればと記事にします。

流星電波観測に準備する機材等

①50MHz 帯アンテナ

②50MHz 帯 SSB 受信機

③同軸ケーブル

④パソコン

⑤オーディオケーブル

⑥アンテナ設置用部材

⑦HROFFT(観測用ソフトウェア)

⑧その他

アマチュア無線に詳しい方が見るとわかるのでしょうが、残念ながら管理人にはわかりません。

「宇宙の電波をキャッチしてみよう」 日本アマチュア無線連盟 技術研究所

“アマチュアの流星電波観測は 1970 年頃から FM 放送の 電波を活用しておこなわれていました。この方法は通常で は聞くことのできない遠方の FM 放送局の電波を受信し, 流星飛跡に反射した電波を観測するもので「FRO」(FM Radio Observation)と呼ばれていました。しかし,1980 年代に FM 放送局が多数開局され「FRO」には相応しく ない環境になりました。そこで登場したのが,50MHz 帯 のビーコンを使用した流星電波観測「HRO」(Ham Radio Observation)です。ビーコンは福井県の JA9YDB から 53.750MHz で常時送信されていますので,受信機の周波 数を 53.7491MHz にセットし,モードを USB にすると流 星の反射波が受かると 900Hz 程度の音で受信することが できます。”

とあり、かなり昔から行われていたんですね。今の環境なら、アマチュア無線の技術を持っていれば、電波観測ができるということです。上記冊子によれば、太陽観測、木星観測の方法も記載されています。

普段光でしかみない天体を、例えば、太陽や木星や流星を電波の姿で見るのも楽しいでしょうね。

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