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流星の種類と観測

流星に関する情報

流星には、「散在流星」「流星群」「火球」などがあります。散在流星は、宇宙空間に存在していたチリが降ってきたものです。いわゆる流れ星。流星群は、彗星が通った道筋にばらまかれたチリの中や近傍を地球が通った時に、そのチリが、地球に飛び込んできるものです。群れ飛ぶような様が群というわけですね。

なお、流星群の流星は、同じ方向から並行に飛んでくるように見えることから、地上から見ると星空の一点から飛び出してくるように見えます。この一点を輻射点と言います。

2001年のしし座流星群は、雨霰のように流星が降ったので、流星雨とか、流星嵐などと呼ばれました。

流星には火球と呼ばれるものもあります。惑星より明るいもの、つまり金星より明るいものを「火球」と呼ばれています。火球の多くが小惑星です。これが大気圏に突入して激しく光り、爆発して、防犯カメラやドライブレコーダーなどに映ることが有ります。

なお隕石は、小惑星のかけらが燃え切らずに、地球に落下するものです。

流星群は、彗星の軌道がどの星座のあたりにあるかによって、その付近の星座の名前をとって、流星群の名前がついています。流星群は、大小20ほどです。その中でも観測しやすいのは7つほどです。

主な流星群

しんぶんぎ座流星群 極大日1月4日頃

ペルセウス座流星群 極大日8月12日頃

オリオン座流星群 極大日10月22日頃

しし座流星群 極大日11月18日頃

ふたご座流星群 極大日12月14日頃

流星群の観測は、仲間と5、6人でお互い観測する方向を決めてするのがいいとおもいます。仲間同士で観測するのは楽しいでしょう。広い範囲に出るので、双眼鏡、望遠鏡の必要はありません。冬は防寒や、夏は虫除けを備えておきましょう。

また写真観測は、動画撮影にしておけば、見逃すこともありません。

先般の記事で述べた、電波観測もできます。記事の中でも述べたHROという方法が主流です。

最近ではインターネット生中継も主流になってきました。観測方法もどんどん進化しますね。

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