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【雨の日の天体画像編集】おおぐま座の渦巻銀河M81を再々編集してみた。

天体撮影に関する事項
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経緯

管理人の住む街の梅雨入りは、まだ少し先ですが、天気予報によれば、しばらく星を見ることが出来ない天気が続きます。
こんな日々をストレスなく過ごすには、画像編集か工作です。

工作は外が雨のため、期待できず、あとは画像編集をひたすら行い、そのスキルを高めていくことになります。

今回は、おおぐま座の渦巻銀河M81です。
すでに再編集済みで、その効果を確認済みですが、さらなる改善を目指します。

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元画像(編集前のもの)

ありがちなノイズです。銀河から流れるようなノイズが気になります。

参考までに、前回の再編集では、これを以下のように改善させました。これで十分だとは思いますが、まだきれいにできる気がして、再々編集に取り組んでみます。

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画像再々編集

フラット画像の作成

もう習慣のようになりましたが、フラット画像をFlatAideProで作成します。
この段階で画像が完成することもありますから。

画像は、かなりフラットになりました。ここまでは順調です。
もう一息で再編集後の画像に追いつけます。

色レベルで背景を暗く(ノイズを見えなく)

GIMPの色レベルの調整で、背景を暗く、すなわちノイズを見えなくしてみました。この点が前回から進化した点です(訪問者さまのおかげです)。
もうここで、前回の画像を追い越した気がします。
銀河のもこもこが、最大限残るように、色レベルを調整しています。

存在感を強く

色レベルの調整で本体の存在感が薄くなったので、GIMPの影-ハイライトでShadows値を上げてみました。
ノイズはほとんど見えなくなり、それでいて銀河の細部も残せました。

無駄な着色を削除

よくよく見ると、少し赤系の着色が見られるので、GIMPの彩度で色を調整しました。
さらにフラット感が増した気もします。
これで完成です。

画像比較

この大きさの画像なら、ノイズはほとんど見えません。
若干本体の濃さを犠牲にしたかもしれませんが、なんとか許容範囲だと思います。

工程の比較

前回の再編集では、以下のように編集したようです。

①フラット画像作成
②GIMPで影-ハイライト補正
③FlatAideProでカブリ補正
④恒星無し画像をFlatAideProのStarNet++機能で作成
⑤恒星無し画像をカブリ補正
⑥恒星無し画像を影-ハイライト補正
⑦恒星のみ画像と合成

今回の編集が、
①フラット画像作成
⓶GIMPによる色レベル調整
③影-ハイライト補正
④GIMPによる彩度調整

かなりシンプルになり、効果も高かったと思います。

前回はかなり試行錯誤したようですね。
バタバタとも言いますが(^-^;

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まとめ

雨の日の画像編集1、日を追うごとにスキルアップしている事が分かって何よりうれしいです。
と言っても、訪問者さまが、画像編集の技を教えてくれるごとにスキルアップしているだけなんですが(^-^;
これからは、画像編集の場数を踏んで、スキルアップしていきたいと思います。

M81の画像、ノイズは奇麗に無くなりましたが、本体の出来栄えは、前回編集したものが上かもしれません。あちらを立てればこちらが立たず、画像編集はそんな感じではないかなと思います。

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