経緯
たまっていた惑星のserファイルの処理がようやく終わりました。
中には珠玉の出来の画像があるかと期待していましたが、普通のレベルでした。
少し残念。
しかし、大外れの画像もなく、まずまずの出来としましょう。
シーイングは、どちらかというと悪い方だったと思います。
やっぱり川底の下に惑星があるように見えていました。しかし、ピントが合わせられないほどではありませんでした。
[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理、GIMPで色温度調整
その他:UV/IRカットフィルター使用
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金星 2021年10月20日撮影
金星は、最近安定した撮影ができるようになってきました。この寂しげな後ろ姿的なところが良い。
金星との出会いが、今年の十大ニュースに入りそうです。
どうやらピントが甘いと、色とりどりの金星になるようです。それはそれで美しい(収差だけど)。
その夜の金星は緑や青にも写りました。
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土星 2021年10月20日撮影
この日の土星は、比較的好調でした。その日の一番最初に撮影を始めたのが功を奏しました。シーイングはだんだん悪くなっていきましたから。
カッシーニの間隙、本体に複数の縞模様、管理人の求めるものをクリアしてくれました。
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木星 2021年10月20日撮影
この日の木星にも、今一つキレがありませんでした。縞模様は比較的多く見えますが、やはりピントが甘いです。
ピント合わせのポイントの一つ、暗斑も何とか見える程度です。
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月 2021年10月15日撮影
月齢8.7の月です。なかなか良い発色とピントのような気がするのですがどうでしょう。
管理人の愛機ASI462MCは惑星専用カメラとまで言われ、画角が非常に狭いのです。
センサーサイズは5.6mm×3.2mmです。
したがいまして、満月は画角から完全にはみ出します。
なので、こんな形の画像になります。
色消しは良好なようです。
ネットでは月のエッジに青の収差が出るとの情報がありましたし、Bosque Ricoさんも、月のエッジににじみが出ると言われていました。
しかし、今のところ、青の収差を確認したことはないです。もちろん眼視でも。
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まとめ
DSOの撮影もドキドキ感があって良いですが、惑星の撮影も、楽しいです。
惑星の大きさと、明確さから、大きなインパクトを受けます。だから、撮影も何だか興奮します。
今回は木星にこれといったものがなかったのが残念でした。
次こそは、キレの良い木星を撮影したいと思います。
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