経緯
撮影した、木星、土星、金星の画像処理をためてしまい、どの画像がブログにふさわしいか、考えることができませんでしたが、ようやく今朝、処理が半分ほど終了し、ブログに掲載したい画像が決まりました。
しかしまだ木星だけで、土星・金星、惑星じゃないけど太陽も残っています。
撮影という行為を楽しむのは良いけど、後処理が大変ですね。まあ、それも楽しみの一つですが。
今回は木星の掲載に絞ります。
ただ、画像処理を進めていくうちに、ちょっとした天文ショーを撮影していたことに気づきました。
ガリレオ衛星の影
木星の楽しみ方に、大赤斑とガリレオ衛星の動きがあります。
今回は、ガリレオ衛星のイオの影の動きを、偶然にも撮影する結果となり、とても得した気分です。
時は、2021年10月10日、まあガリレオ衛星の影なんて珍しくないのかもしれませんが、管理人は大好きです。
偶然撮影できた時はとても嬉しい気持ちになります。
撮影結果
[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセンスーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセンMD-6
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
その他:UV/IRカットフィルター使用
管理人本人は、イオの影の撮影しているつもりはありませんでした。ただただ、正確なピントを合わせて8個のser動画を撮影していただけです。
そこに偶然、イオの影があったということです。
ちなみにイオだとは、下記サイトで知りました。
Javascript AstroTools – Jupiter Tool (city.nagoya.jp)
イオとその影①19:13
上記サイトによれば、↓のような感じです。多分。
イオとその影⓶19:17
イオとその影③19:31
イオとその影④20:16
まとめ
偶然にもガリレオ衛星の撮影までしていました。木星本体の右に飛び出た衛星がイオだと思われます。
これで今回の天体ショーは終わりです。
↓20:20撮影
10月10日の木星画像は比較的上出来でしたので、こうしたブログを書くことが出来ました。
こうしてみると、上記のサイトは、木星観測においては見逃せないなあと思います。
偶然でもなかなか会えなかった大赤斑でも、このサイトに従っていれば、予測して観測できます。ガリレオ衛星の影もです。
やはり木星は、模様といい、衛星との関係といい、美しさといい、とても見るべきものがある星ですね。
これからも、シーズンをとおして、観測し続けたいと思います。
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