経緯
どうも追尾誤差が気になるとの記事を書いたところ、ak_uchiさんが、管理人が持っているモータードライブMD-5(ビクセン)より一世代新しいMD-6を譲ってもらえることとなりました。
そのコメントをご覧になったきよりんさんが、それでは、ということで、使わなくなったビクセン社スーパーポラリス赤道儀(MD-6は本来本機用)を譲ってくれることになりました。
何と嬉しい、ビッグなプレゼントなのでしょう。
きよりんさん、ありがとうございました!
スーパーポラリス赤道儀とは
管理人が持っている、NEWポラリス赤道儀より一世代新しい赤道儀です。
若いころは、ビクセンのパンフレットを穴があくまで見て憧れたものです。
NEWポラリス赤道儀を持ちながら、贅沢でした。
スーパーポラリス赤道儀の姿
全体
かっこいいですね。NEWポラリス赤道儀と比べると若干華奢な印象があります。
モータードライブ
先ほども述べたMD-6を、これまでNEWポラリス赤道儀で運用してきましたが、本来の位置に戻しました。
このモータードライブの位置が良心的なのは、NEWポラリス赤道儀のMD-5は赤経軸の左側につけることになっていて、赤道儀のバランスを崩す原因になっていました。
クランプを緩めることで、手動で赤経微動調整することができます。
NEWポラリス赤道儀の場合↓
目盛環
NEWポラリス赤道儀に比べてとても見やすいです。やはり次世代です。
高度調整ねじ
これは、とても便利になりました。なんと言っても、てこになる棒が長い。
NEWポラリス赤道儀は短くて、なかなか高度の調整が難しかったです。いつも調整する時に指が痛くなっていました。
これなら、指を傷めずに、微妙な高度調整が出来ます。
全体像比較
右がスーパーポラリス赤道儀。
三脚の短さと、望遠鏡を載せていないので、小さく見えます。
赤道儀自体の強度は十分と考えますが・・・
きよりんさんによれば、ASI-462MC などのピクセルサイズが 2.9 ミクロンの小型 CMOS カメラの組み合わせでずれなしで撮影するには、無風状態で15秒が限界、軽量級の赤道儀なので長い鏡筒を搭載すると非常に風に対して弱くなるとのこと。厳しい・・・
やっぱり画角の狭いCMOSカメラって、追尾の条件がシビアになるんですね。
愛機SV503 102EDも、冬の風の強い時期になったら、ちょっとまずいことになるかなあ。
まとめ
きよりんさんは、グリース塗までしていただき、オーバーホールをして、写真をテスト撮影までして、送ってくれました。
これは新品に限りなく近いです。
感謝の言葉もありません。
これからしばらくは、スーパーポラリス赤道儀中心の運用にするかなあ、慣れなきゃいけないですし。
その点、 ak_uchi さんが、自作のアリミゾプレートを送っていただいており、あとはアリミゾを購入したら、発進準備OKです。
早く、望遠鏡を載せたいなあ。
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