撮影対象
一昨日に引き続き、おとめ座銀河団の天体を撮影することにしました。
連番で、ということで、かみのけ座棒渦巻銀河M91を対象に選びました。
今回は渦巻は見えるのか?
撮影結果
追尾誤差が半端ではなく、あまりにお恥ずかしいので、追尾誤差で黒い帯になってしまった部分を取り払いトリミングしました。
撮影前に極軸調整はしたつもりだったのですが、全く追い込みが足らなかったということです。
そもそも、恒星のずれが一定でなく、どう調整したらよいのか途方に暮れています。
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影及びスタック:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
画像編集:SharpCap 3.2 (64 bit)ヒストグラムで炙り出し。GIMPでノイズ軽減。トーンカーブ補正。
撮影場所:自宅ベランダ
露出8秒間、総スタック時間2400秒間、GAIN370~400。
頑張って40分間の撮影をしたので、久しぶりの渦巻が見えるのではと期待しました。
見えました、渦が。
ノイズ軽減を強めにしたせいか、M91は淡くなってしまいましたが、確かに渦が見えます。
Wikipediaで確認した形状と同じです。
まとめ
とにかく極軸設定です。
昨夜も、事前に恒星がずれないかチェックしました。一時的には、恒星は止まるのですが、しばらくするとまたズレ始めます。しかも、東西南北全方向にズレます。どう調整したらよいのか分かりません。
ベランダから北極星が見えれば、方法もあるのですが、残念ながら北側は家で隠れています。
ドリフト法って、かなり上手にやらないと、ダメですね。
昨夜の撮影結果を見て、かなり落ち込みました。
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