フォーカルレデューサーについての懸念は、
①CMOSカメラに装着できるのか。
②アイピースに装着できるのか
③直接焦点撮影でピントは合うのか
④間接焦点観測でピントは合うのか
です。
ここまでうまくいけばまずは万々歳です。
像がクリアかどうかなどは重要な問題ですが、まずはこれらの懸念が払しょくされないと考えられない問題です。
目次
以外に軽い格好で届きました
今日(2020年9月25日)に届く予定だったフォーカルレデューサーが昨日届きました。楽しみにしていたのでとても嬉しいです。
どんな形状で届くのかと思っていたら、意外と気軽に届きました。
レターパックライトで届きました。レンズなのに大丈夫かと思いましたが、中を見たら、まあ、これで十分だと思いました。
ケースは、レンズをしまうのには最低限な感じ
レデューサーのケースはこんな感じ。必要にして十分です。
中身はこんな感じ
そして、肝心の中身は。こんな感じでした。
いいですねえ、気分が盛り上がってきました。
しかし、こんなに小さなレンズで、焦点距離が半分にまでなるんですね。
CMOSカメラに取り付ける
目的のほとんどは直接焦点撮影ですから、CMOSカメラにちゃんと取り付けられるのか、テストします。
CMOSカメラの黒いアダプターにレデューサーをねじ込みます。
ぴったりねじこまれました。
こういうの、ねじのピッチは、ちゃんと統一されているんですね。
まず第一関門突破です。
アイピースに取り付ける
出番は少ないかもしれませんが、アイピースを通して観測や撮影をするために、アイピースに取り付けることができなければいけません。
SOLOMARK アイピース 20mmに取り付けました。
ぴったりです。第二関門を突破しました。
外は真っ暗になっていましたが、少しだけ明るく立っていた近所の鉄塔を、この状態のアイピースを使って望遠鏡で見てみました。
間接観測した時、ピントは?
かなり余裕をもってピントが合いました。第三関門突破です。
これは、比較的近所にある鉄塔ですので、何とも言えないのですが・・・早く天体で調べてみたいところです。
直接焦点観測した時、ピントは?
そして今回、一番の関門である、直接焦点撮影ができるよう、ピントが合うかどうかです。
これはCMOSカメラとパソコン画面で調べます。
先ほどと同じ鉄塔を見たところ、
これでピントはあっているのですが、肝心のドローチューブの位置はというと、
かなり余裕をもってピントが合いました。
これが、月などの天体が相手になった時にどうなるか気がかりです。
はっきりとした答えは出せないが・・・合格?
偶然薄い雲の部分から月のシルエットが見えました。急いでCMOSカメラとパソコンを準備しましたが、すぐに雲が厚くなってしまい、じっくりとピントを出せませんでした。
しかし、その一瞬の、月のシルエットでピントを出した時には、まだ押し込みしろが2から3cmあった気がします。
そこからいっぱいまでドローチューブを押し込んだら、ピントは合わなかったので、おそらく、その2から3cmのところが直接焦点撮影のピントが合ったところなのかと・・・
だといいなあ。第四関門は、少し保留というところです。
とにかく月で直接焦点撮影のピントを合わせたいです。おそらく、今日のテストの結果で正解でよいのでしょうが、曇り切ったような空のテストは、あまり信用できません。
なんだか、今日も雨のようですし、ちょっともやもやします。
でも、賭けで試したフォーカルレデューサー、なんだか上出来ですね。晴れた日に月を見るのが楽しみです。
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