【天体観測機器レビュー】SVBONY社SV193 2インチ 0.8x フォトレデューサー/フラットナーの取り付け方（追記あり）

概略

フラットナーのバックフォーカス確保について記載しました。ご確認ください。2023/03/26

やはり、センサーサイズ4/3″のASI294MCに汎用のレデューサーは使えないことが分かったので、管理人のメイン鏡筒SVBONY社SV503 102ED専用のレデューサー・フラットナーSV193を購入しました。

【天体観測機器レビュー】2インチレデューサー、２インチUV/IRカットフィルターなどがやってきた

せっかく画角の広いASI294MCを使っているので、周辺の器具の2インチ化を進めています。訪問者様のアドバイスもありがたいです。最終の目標は、ASI294MCと2インチのデュアルナロウバンドフィルター、×0.5レデューサーの組み合わせを実現することです。

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2023.03.20

【天体観測機器レビュー】SVBONYのアダプターを薄いアダプターに取り換えて撮影しなおしてみた。

4/3″のセンサーのASI294MCに、フォーカルレデューサーを装着して撮影して失敗しました。ケラレがひどいのは、総スリーブ長が長いものが原因ではと思い、薄いアダプターを買いました。M42おす・M48めすのアダプターです。SVBONYさんのよりも圧倒的に薄い。

soranoosanpo.net

2023.03.23

取り付け方の説明書とかなかったので、ネットで調べて何とか取り付けることに成功しました。それもなんだか怪しい内容で、ほとんど自分で判断しないといけなかったです。たいした判断ではなかったけど。

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外観

高さ9cmです。さてこれを、SV503 102EDにどうやって装着するのか・・・
上側が望遠鏡側、下側がカメラ側です。

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取り付け方

望遠鏡への取り付け

まず、1.25インチの接続口を取り外します。

そして、現れた2インチの接続口にフラットナーを取り付けます。ばっちり2インチですので安心して取り付けることができました。

ASI294MCへの取り付け

関門と言えばここだけでした。
ASI294MC側はM42、望遠鏡側はM48だったのです。

ここで怪我の功名で、偶然買っておいた、M42オス、M48メスのアダプターが役に立ちました。と思ったのですが、これではバックフォーカス55mmが確保できません。
よって、このアダプターも役に立たず・・・

しかし、訪問者の皆様のアドバイスのおかげで、エクステンダーリングでかさ上げしてやればよいことを知りました。

ASI294MCはマウント面から6.5mmにセンサーがあり、マウント面の上のリングが11mmとあります。
つまり、55mmー（6.5mm+11mm）＝37.5mmかさ上げしてやればよいことになります。

今日、KYOUEI-TOKYOさんから↓が届きました。16.5mmと21mmのエクステンダーリング！
エクステンダーリングというものがあるのを初めて知りました。
そもそもバックフォーカスの意味も知りませんでした。
訪問者様、ありがとうございます！

↑を積んで・・・

↑をフラットナーのレンズ側にねじ込みます。カメラも取り付けます。

そして鏡筒に取り付ければ完成です。

延長筒へのとりつけ

これは普段使いのように、延長筒のカメラ側にフラットナーを取り付ければOKです。

↑このとおりです。ピントが延長筒なしで合うかどうかは、実際に撮影してみないとわかりません。今夜から明日にかけて天気悪いです。残念。

↑ちなみに、フラットナーの先端が延長筒代わりになるのではないかと思える長さです。普段の延長筒は必要ないかもですが、これは撮影して実証します。

フィルターの取り付け

UV/IRカットフィルターやデュアルナロウバンドフィルターなどは、望遠鏡側の先端に↓のように簡単にねじ込めます。

早く使ってみたいです。
縮小率は×0.8。F値は5.6。本当はもっと広くなるといいなあと思っていたのですが、それではASI294MCの4/3″のセンサーサイズを生かせないんですよね。
その分、画質で楽しみます。

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