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【天体観測機器レビュー】SVBONYのアダプターを薄いアダプターに取り換えて撮影しなおしてみた。

天体観測器具レビュー
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概略

4/3″のセンサーのASI294MCに、フォーカルレデューサーを装着して撮影して失敗しました。

ケラレがひどいのは、総スリーブ長が長いものが原因ではと思い、薄いアダプターを買いました。
↓左側です。M42おす・M48めすのアダプターです。SVBONYさんのよりも圧倒的に薄い。

↑この左のを、SVBONYさんのアダプターの代わりに使うと、↓フィルターやレデューサーを含めたスリーブ長はかなり短くなりました。縮尺が違うので見ずらいですが、ほんと、短くなっているんです。

さて、これを使って、レグルスとM51を撮影することにしました。
雲が断続的に流れてきましたが、何とか画像にはなりました。
失敗することはわかっていましたが、せっかく買ったので、使ってみました。

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撮影の結果

赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDレンズ鏡筒、×0.5レデューサー使用
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI294MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)により、GAIN250、30秒間のfitsフレーム241枚を撮影し(計2時間30秒)、そのうち90枚(計45分)を、DeepSkyStackerでコンポジット、フラット補正
画像処理:GIMPで色レベル調整、影コントラスト調整、露出調整
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2023年3月22日

雲のせいで、使えるフレーム少ないこと参考です。

↓まずは、先だって撮影したレグルスを撮影してみました。ケラレ、星の流れがないように見えます。
では、コンポジットが必要なようなシビアな状況ではどうでしょう。

↓M51です。何も手を加えない画像です。ぱっと見、星も流れていないし、ケラレも最小限度です。

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撮像の結果

Sirilではメタ情報が得られなかったので、強調を諦め、GIMPにそのまま渡しました。
色レベル調整、影ハイライト調整、露出調整を行いましたが、もうどうでもよくなりました。
でも、割と銀河の腕とか鮮明だったりします。

撮像の結果

拡大したらなかなかよくなりました。しかしこんなにバタバタしていてはいけませんね。
やはり、ASI294MCのセンサーサイズには専用品が必要ということですね。
捨てるのはもったいない画像だったので記事にしました。

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その後

SV503 102ED専用のレデューサー・フラットナーを購入しました。
本日納品予定です。楽しみです。

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