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【天体観測】ちょうこくしつ座NGC253を撮影してみた(天文ガイド誌付録ポスター掲載のDSO撮影)

星雲・星団・銀河に関する情報
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撮影に至る経緯と結果概要

天文ガイド付録に掲載されている秋のDSO8個の全制覇を目指しています。
昨夜は、土曜日の夜であり、天気もとても良く、ミッションを果たすべく、郊外にプチ遠征しました。
NGC253は、前回の秋のDSOの取り組みでは、失敗に近かったです。

編集を重ねて、形になったようなものでした。
そこでやってきた機会(ちょうこくしつ座は自宅からは見えない)、NGC253に再チャレンジです。

編集無しで完成品まで行ければ万々歳ですが、何より、見栄えが良いことですね、目指すのは。

撮影途中にパソコンが電源切れでシャットダウンするというミスがありましたが、バッテリーを繋いでもう一度SharpCapを立ち上げたら、NGC253は元の位置にいたので、途中から撮影再開できました。

結果としては、成功の部類に入ると思います。

なお昨夜は月夜参考です。

↓NGC253と追尾、撮影する、ビクセン社スーパーポラリス赤道儀、ビクセン社製モータードライブMD-6、SVBONY社鏡筒SV503 102ED

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撮影と撮像への経過と結果

極軸設定の状況と自動追尾の状況

相手は淡い銀河です。90分の撮影を目指していたので、極軸設定の精度は高いほど良いです。
幸い16″の設定誤差まで追い込むことができました。

自動追尾の状況は、結構動いちゃってますが、90分を超えるノータッチ撮影時間を考えれば、満足な精度でした。

恒星のピント合わせ

南方の星と言えば、フォーマルハウトです。もちろん一番良く見えていたので、基準恒星にも採用、そしてこの星でピント合わせまで行いました。
因みに、当初予定でしていたディフダは見えませんでした。
バーティノフマスクの光線をここまで追い込んでピント固定しました。多分合っていると思います。

基準恒星と目標天体の導入

先に述べたように、みなみのうお座のフォーマルハウト(等級1.15、赤経22h57m、赤緯-29°37′)を基準恒星としました。ピント合わせのため、すでに画角に導入済みです。
NGC253(赤経00h47m、赤緯-25°17′)は淡い銀河のため、導入に苦労するかと思いましたが、1度目のトライで導入に成功しました。excellentです。

撮影の結果と撮像の経緯と結果

[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×0.5レデューサー使用
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影、GAIN250、10秒間のfitsフレーム577枚を撮影・うち501枚(計83分30秒)を、DeepSkyStackerでコンポジット・ダーク補正・フラット補正
画像編集:GIMPで色レベル調整
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:郊外河川敷公園
撮影日:2022年11月5日

撮影の結果

月夜の関係か、ベールがかかっているようですが、出来にはとても満足しています。

撮像の経過と結果

色レベルの調整

霞んだ感じを軽減するため、GIMPで色レベルを調整しました。
手を付けなくても良かったかな。

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まとめ

どうしても苦手意識のある南方の撮影。今回の撮影で払しょくできた感じです。
きっと次の撮影も安定して撮影できると思います。

これで残るDSOは、N247、らせん状星雲の二つとなりました。間に合うかな(期限は11月末。)

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