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【天体観測】2022年11月2日の木星を撮影してみた。

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概略

昨夜は雲一つなく晴れ上がって、シーイングは上々でした。
いつものサイトで調べたら大赤斑も良い位置にあります。
Javascript AstroTools – Jupiter Tool (city.nagoya.jp)
そこで木星を撮影することにしました。

結果は、ぼちぼちな出来の画像を得ることができました。
ぼちぼちとは、あれくらいのシーイングなら、もっと良い画像が撮れてもよさそうなものだ、ということなんです。
大赤斑も見えているのに、ピントが平凡でした。

あと、明るさでミスりました。ヒストグラムでは適正に思えたのですが、明るすぎました。画像③は、途中一つの動画をスタックして明るすぎたことに気が付き、もっと暗くしたものです。
暗くしすぎたかも(^-^;

ちょっと今回の撮影は、鳴かず飛ばずのところがあります。
撮影した9個の画像のうち、3個に絞り込みました。
なかなか思うような画像にならないので、9個も撮影することになりました。

しかし、大赤斑が見えて、暗斑が明確に見え、白斑も良く見えます。
イマイチだけど、良い方のイマイチです。

因みに、木星の左上にぽちっとあるのは、カリストです。

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木星の画像

[観測・撮影に使用した機材及びソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0による撮影(90秒間)、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日時:2022年11月2日

画像①

Gain=51、Exposure=30.0000ms

画像⓶

Gain=51、Exposure=30.0000ms

画像③

Gain=20、Exposure=30.0000ms

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まとめ

シーイング以外のピント合わない要因ってあるのでしょうか。
木星の高度は高く、大気分散ではないと思います。
パソコン画面の撮影中の木星の様子は、そんなに揺らぎもせず、良い感じだったのですが。
また、シーイングの良い晴れた夜がやってきてほしいです。

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