はじめに
最近、屈折望遠鏡入門という本を読み始めました。屈折望遠鏡の書、光学の書でもあります。
言い訳になるのですが、この光学がとても難しくて、まず数式が分かりません。これが分かれば、相当読めるようになるのでしょうか。管理人は文系なので(汗)
今日は雨で、ブログのネタもなく、ここ数日の成果として、「屈折望遠鏡の歴史」をまとめてみます。
屈折望遠鏡といえばレンズ
もともとは、ヨーロッパの人たちが食べている、レンズ豆という平らな豆のことです。
それをいつの間にか、水晶やガラスをレンズの形に磨いたものをレンズというようになりました。
レンズの形に磨いたのは・・
紀元前9世紀に、古代カルタゴで水晶やガラスを磨いて装飾品として使ったのが始まりです。
この時点では、その拡大率に気づいていません。
拡大率の利用の始まり
ギリシャの天文学者トレミー(10世紀)は、凸面の透明な石を置くと文字が拡大されることを知っていました。当時の光学書にそのことがかかれ、修道僧がそれを読んだので、初めて虫眼鏡やルーペなどの拡大鏡や老眼鏡として使われるようになりました。
もちろん高級品で、庶民の手に入ることはありませんでした。
ガリレオ・ガリレイ、の大先輩
ガリレオ(16世紀)は望遠鏡を作成して、多くの天体観測をしましたが、その300年前に、レンズの実験していたロージャー・ベーコン(イギリスの哲学者)という人がいました。
物事は科学的に確かめなければならないと初めて言ったのは、実はこの人です。そしてレンズを使って色々な実験をしました。
そして、どのようなものから出る光線でも、透明体を適切に磨けば、目の前に見ることができることを発見しました。
これ、淡白に表現しましたが、当時は突飛なことを言うと異端者になってしまうので、かなりデフォルメされた言い方をされていたのです。原文はよく意味が分かりません。
しかし残念ながら晩年には異端者として迫害を受ける結果になりました。
管理人はレンズの発明もガリレオと思っていましたが、大先輩がいたんですね。
望遠鏡の発明
そしていよいよ望遠鏡の発明ですが、やっぱりガリレオではなく、オランダのハンス・リッペレイ1608年10月に発明したとされています。
今回の記事では、まずは、ここまで、屈折望遠鏡入門を一生懸命読んで、次回の記事に続けていきたいと思います。
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