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【天体観測】2022年7月31日未明の木星と土星を撮影しました

惑星に関する情報
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概要

天気も良い日が多くなり、天体観測できる日も多くなってきました。
加えて助かっているのが、比較的早い時間に惑星を観測できるようになってきたことです。
つい最近までは、午前三時に起きて、準備して、撮影して、という強行軍でしたが、今は12時から土星から順に観測できる高さになります。

昨夜というか、本日未明も木星と土星を撮影できました。
シーイングが良いのか、なかなかレベルの高い画像が出来ました。

↓木星を追尾、撮影中のビクセン社スーパーポラリス赤道儀、ビクセン社モータードライブMD-6、SVBONY社鏡筒SV503 102ED
この位置でないと撮影できないのですが、この位置だと北極星が見えません。極軸設定は、極軸を真北に向けるだけの設定となりました。

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木星、土星の画像(2022年7月31日未明撮影)

[撮影に使用した機器、ソフトウェア等]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:FireCapture2.6による撮影、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日時:2022年7月31日未明

木星

大赤斑から、白斑まで、すべて確認できます。今シーズンでもかなり高いレベルの画像です。
しかし、暗斑が見えない。
あと、↓の画像で、大赤斑の模様(かなり単純なものですが)を初めて管理人の望遠鏡で確認しました。
画期的です。

撮影時間=90秒間、露出=6.500ms、Gain=265 (44%)、Histogramm=99%

土星

本体に複数の縞模様、カッシーニの空隙が確認でき、完璧です。
このような画像が毎回撮影できると嬉しいのですが・・・

撮影時間=90秒間、露出=8.000ms、Gain=390 (65%)、Histogramm=99%

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まとめ

木星は、大赤斑周りの様子がかなり変わっていますね。濃い帯がなくなっています。
102mm鏡筒で、こういう変化を楽しめるのはありがたいことです。
ひとえにシーイングが良いからにほかなりません。このまま冬までこのシーイングが続いてくれると良いのですが(無理)

土星も本体の縞模様が観測ごとに確認できるようになっています。
ただしこちらは、確認するだけで、変化までは無理です。しかし、本体の縞模様は確認できるだけで嬉しいので、満足しています。

あとは火星、金星です。
火星は地球への接近が始まっており、小さいなりにどんな表面模様を見せてくれるか楽しみです。
金星は一年中見られますが、宵の明星になったら、観測を開始しようと思っています。

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