概要
撮影時に撮像した結果に、納得がいっておらず、再編集を試みました。
結果から申し上げますと、失敗です。
↓初回編集画像 これをもう少し、星雲を伴う散開星団にしたかったのです。
編集の過程と結果
[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影、GAIN230、15秒間のフレーム240枚を撮影・DeepSkyStackerによるコンポジット・ダーク補正・フラット補正
画像編集:GIMPによる色レベル調整・ノイズ軽減、FlatAideProによるフラット補正
使用フィルター:×0.5レデューサー、UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年6月3日金曜日
フラット補正
↓編集していない画像 これを出発点にします。まずはFlatAideProでフラット補正します。
↓フラット補正後 かなりフラットになりました。
恒星無し画像と恒星のみ画像の作成
FlatAideProに組み込まれたStarnet++の機能で恒星無し画像と恒星のみ画像を作成します。
ここが、初期編集画像とは違うところで、初期編集画像は、恒星無し画像と恒星のみ画像を分離して編集をしなかったのです。
まずは恒星無し画像です。
これをトーンカーブで青色に染めます。強く染まった部分を星雲らしくしたいのですが・・・どうやら星雲は中央部分のみしか写っていない模様。。
恒星のみ画像と合成
恒星のみ画像と合成(加算)しました。この辺りで手が出尽くした感があります。
色レベルで背景を黒く→ギブアップ
色レベルをどういじっても、本体の星雲をうまく炙り出すことができず→失敗作です。
まとめ
元の画像の出来が良くなかったのでしょう。星雲は良く写っていなかったのです。
再編集でかえってよくない画像になってしまいました。
もう一度撮影してみたいなあ。
これまで再編集はそこそこうまくいっていただけに、初の敗北感が強いです。
次回、頑張ります。
コメント