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【天体観測】オリオン座の星団NGC1980「下の剣」を撮影しました

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撮影に至る経緯

昨夜は、月齢13.4の月が全天を照らしていて、星見をしようかどうか迷っていました。
しかし、晴れているのにもったいないなあと思い、明るいDSOなら何とかなりそうな気がしたので、DSOの撮影を決行しました。
少しでも月から離れているところ、しかも管理人の家のベランダから見られるところから選定しました。
結局オリオン座の星団NGC1980「下の剣」を撮影することにしました。別名「オリオンの失われた宝石」
アクロバティックな姿勢ではありますが、導入がファインダーで行えます。

↓「下の剣」を追尾中

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撮影の経過及び結果

恒星のピント合わせ

久しぶりのぎょしゃ座のメンカリナン(等級1.90)を使ってピント合わせをしました。
このピント合わせの前に月の撮影をしていたので、ピントはズレているだろうと思いましたが、違いました。
↓メンカリナン(まだピント合わせはしていません)

↓バーティノフマスクをかけたところ、3本の光線が一点で交わっているので、ピント調節の必要なありません。(恒星のピントと月のピントが合ったということは、上の月の画像のピントはズレているかも(^-^;)

極軸設定と自動追尾の状況

極軸設定の状況

星団ということで手を抜く癖が管理人にはあるのですが、それは、もっと総スタック時間が短かったころの話。今では、長時間スタックを前提に極軸設定を行っています。
昨夜もSharpCapのPolar Align機能を使い、設定誤差18″まで追い込むことが出来ました。これで長時間のライブスタックにも耐えられるはずです。

自動追尾の状況

かなり良質な自動追尾が出来たと思います。追尾誤差は許容範囲内でした。
今回約40分間の総スタック時間となりましたが、途中雲が出てきて、無視されたフレームも多く、総トータルの追尾時間は1時間程度になっていたと思われ、そのような中の追尾誤差としては無視できる範囲でした。
本当はもっと追尾時間を長くしかったのですが、夜も更けており、約40分間でとどめました。

目標天体の導入

ファインダーできれいに見えるので、Astrometry.netで確認しつつ、導入しました。
「下の剣」別名「オリオンの失われた宝石」の位置は以下のようになります。
ファインダーでオリオン大星雲のすぐ南にある星の集まりを導入しました。
一回目のトライで、目標天体NGC1980「下の剣」を導入することができました。

撮影結果

[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるノータッチライブスタック
画像編集:画像編集:SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムによる炙り出し、GIMPによる色強調
使用フィルター:×0.5レデューサー、UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ

露出8秒間、総スタック時間2432秒間(40分32秒間)、GAIN250、リアルタイムダーク補正使用。
の条件で撮影しました。月光参考です。
被りが出来てしまいましたが、月のせいでしょうかね。それともまだ強調に堪える総スタック時間ではないのか。
オリオン大星雲も一部写っています。
狭い画角のASI462MCを使っている管理人としては、こういうサプライズが嬉しいです。
この星団、星の数はどれくらいあるのでしょうか。そんなに多くはなさそうです。
地球からの距離、81.11±0.46光年。かなり近いです。

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まとめ

昨夜は、あまり気合を入れないように気楽な気持ちで、撮影をしました。しかし、気楽にやりすぎで時間がかかり、総スタック時間を短くせざるを得ませんでした。
しかし、「下の剣」の等級は2.5。40分の撮影で十分だったと思います。

特に撮影目標が決まっていない時に、何を撮影しようか考えるのは楽しいことです。
今夜の目標天体は何にしましょうか。

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