天体観測できない日が続きます
これで5日間天体観測が出来ていません。週間天気予報を見ても、さえない天気が続いており、新しい星との出会いはいつになるのか、先が思いやられます。
仕方ないので、今日も、公開前の画像をアップします。
とも座は散開星団の宝庫
とも座は高度はたいして高くならないので、散開星団の宝庫であるにもかかわらず、管理人の自宅から撮影できる星団は限られます。
しかし、M46は、とも座に属するとは言え、とも座本体と比べてかなり高い位置にあるので、比較的早い時間から撮影出来ます。
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影及びスタッキングソフト:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
画像編集ソフト:GIMP(色レベル等補正)
撮影場所:自宅ベランダ
とも座散開星団M46
2021年2月19日撮影。露出30秒間、総スタック時間1290秒。
約20分の撮影にしては、あまり追尾ズレがありません。まあまあ安定していたと思います。管理人のモータードライブは今は気まぐれな動きをします。
この散開星団の星の密集具合というか、広がり具合というか、とても迫力がありますね。
惑星状星雲NGC2438
因みに、この星団の中には、惑星状星雲NGC2438があるそうです。
よく見ても、分かりません。いや、よく見ると、恒星とは違うものが見えます。
例のサイトで、解析してもらいました。
確かにNGC2438がありますね。恒星とは違う何かがあるなとは思っていたのですが、惑星状星雲だったとは。
拡大するとこんな感じ。確かに恒星ではありません。散開星団を撮影する時に、これと似たようなものが写りこむことがあるのですが、あれもそうなのかな。
これも、複数天体同時に撮影する例に追加されます。
まとめ
M46は美しかったですが、とにかく天体観測をしないと、毎日物足りなくて面白くありません。
晴れた夜空を心待ちにしています。
しかし、NGC2438は、意外な贈り物でした。この手の天体はほかにも撮影している気がして、探してみようと思います。
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