概要
現在、惑星の見ごろは夜中の3時頃です。
なかなか早起きもしくは夜更かしが出来なくて残念な思いをしています。
明けてからが体がしんどいんで、ついつい躊躇しているというのもあります。
しかし7月11日は頑張って早起きしました。
雨が降る予報ではなかったので(一応大きなごみ袋を赤道儀にかぶせますが)、その夜早くの天体観測のまま、三脚・赤道儀のみベランダに放置し、夜更かしではなく、早起きを選択。
こうしておけば、極軸設定をする必要がありません。
幸運なことに天気は晴れていました。
狙いは木星と土星です。火星は、木星と土星の撮影がもう少し安定してできるようになったら、精力的に手掛けたいと思います。
7月11日の惑星画像
[撮影に使用した機器、ソフトウェア等]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:FireCapture2.6による撮影、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日時:2022年7月11日月曜日
木星の画像
暗斑、白斑が確認できます。ここに大赤斑が写ると、さらに画像が締まるのですが、大赤斑中心の生活をするわけにもいかないので、気長に次のチャンスを待ちます。
土星の画像
今年は土星が好調です、カッシーニの間隙、本体模様が複数、ここまで写れば合格です。
今はシーイングも良く、撮影時にパソコン画面で本体に筋が確認できます。それが撮影ゴーサインです。
木星にも言えることなんですが、この画像を撮るのに最低5回の撮影をしています。
シーイングのみに頼るのではなく、一応、努力はしています(^-^;
まとめ
とにかく、シーイングの良いうちにたくさん撮影をしておかなければ。
しかし、晴れてくれさえすれば、嬉々として望遠鏡をベランダに出すのですが、なかなか晴れてくれません。
昨夜のスーパームーンも結局見ることができませんでして、モザイク撮影するつもりだったので、とても残念です。
天気には振り回されますね。
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