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【天体観測】2022年のハンターズムーンを撮影してみた

月に関する情報
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ハンターズムーンとは

特定の月に紐づけられていませんが、中秋の名月の次に来る満月がハンターズムーンです。


また、ハーベストムーンの次に来る満月でもあります。
それは2022年10月10日午前5時55分にやってきました。

ハンターズムーンの意味と由来

ハンターズムーンは10月の満月の呼び名です。
アメリカの先住民族であるネイティブアメリカンは、季節を把握して農作業などに役立てるため、一ヵ月に一度巡ってくる満月に季節にちなんだ呼び名をつけていました。
10月は夏の豊富なエサによって太った野生動物(鹿やきつねなど)を、ハンターが狩るには絶好のタイミングだったため、このような呼び名がつけられたと言われています。

農家は伝統的にハーベストムーンの下で刈り取りをしていました。ハンターたちは、10月、畑の刈り取りが終わった野原で、冬のえさを求める野生動物を簡単に見つけることができました。
そして、この時期は夕方に月が昇り、その月光が、ハンターが野生動物を夜遅くまで見つけるのにとても役に立ちました。

ハンターズムーンを日本語に訳すると、ハンター(狩猟)ムーン(月)となるので、とてもわかりやすいのですね。

他の呼び方

中国:優しい月
ウィッカ人:血の月
南アフリカ人:種の月
その他:卵の月、魚の月、ピンクな月、目覚める月 等

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ハンターズムーンの撮影

[撮影に使用した機材・ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×0.5レデューサー使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影(90秒間)、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理、Image Composite Editerでモザイク合成
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日時:2022年10月10日

ASI462MCは感度は良いものの画角は狭いので、満月はモザイク撮影によるほかありません。
しかし、もうひといきで収まるくらいですので、ピースは二つで済みます。
撮影の90秒間を確保できる雲の無い夜空を狙って撮影しました。
雲がポンポン流れていたのです。

しかし、月は美しいですね。

ピース①

Gain=0、Exposure=0.7000ms

ピース②

Gain=0、Exposure=0.7000ms

ピース①⓶モザイク合成後 ハンターズムーン

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まとめ

モザイク撮影・合成にも慣れてきました。今では満月が来るのが楽しみです。
しかし、一昨年くらいからでしょうか、何とかムーンが沢山あることを知ったのは。
満月は画角に入らないので、指をくわえてみていましたが、モザイク撮影・合成を知ってからは、何とかムーンをワクワクして待つようになりました。
今回も無事撮影出来て良かったです。

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