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【機材使用感】バローレンズ:挿入式とねじ込み式を比較

天体観測器具レビュー
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機材のプロフィール

惑星のシーズンが本格化しつつあり、バローレンズが活躍する時期になりました。
バローレンズ無しには、管理人のシステムでは惑星の観測・撮影はできません。

管理人は二種類のバローレンズを使っています。
比較をしてみたいと思います。

種類としては、アイピースやCMOSカメラのスリーブにねじ込むタイプと、ねじ込みではなくて、バローレンズにアイピースやCMOSカメラを挿入するタイプです。

両方とも1.25インチの挿入、ねじ込みに対応しています。

ビクセン社 挿入型バローレンズ

より高倍率での観測に重宝します。というか、これがないと高倍率の撮影などはできません。お値段5,060円。そこそこのお値段です。
それもあってか、管理人の普段使いはこちらです。

「対物レンズの焦点距離を延長。手持ちの接眼レンズで、より高倍率での観測が可能となります。
短焦点の望遠鏡に適しています。3枚レンズにより諸収差を高レベルで補正しています。」同社HP

挿入型は、以下のような感じ。下からアイピースやCMOSカメラを挿入して使用します。

CMOSカメラを使う場合は、以下のようになります。
UV/IRカットフィルターは、すでにカメラ本体にねじ込まれています。

SVBONY社 ねじ込み型バローレンズ

2倍バローレンズ 補正レンズです。お値段1,680円。安いです。

「1、バローレンズサイズ:1.25インチ (31.7mm)・インタフェース:M28.6*0.6ピッチ
2、レンズコーティング:ブロードバンドコーティング・より良いシャープな画像を提供。
3、材料:メタル レンズの材料:純粋な光学ガラスレンズ」同社HP

管理人はSVBONY社のまわし者ではありませんが、Amazonをウォッチしていたら、安くて目についたというところです。
複数レンズを組み合わせているかどうかは、色々調べましたが分かりませんでした。でも複数レンズでないと焦点距離を短くすることはできないですよね。

さて、ねじ込み式とはこんな感じです。↓を・・・

↓このように装着します。
鏡筒への取り付けも、バローレンズを付けていないのと同様になります。
管理人は、さらにこの上にUV/IRカットフィルターをねじ込んで使います。

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使用感

ビクセン社製

雨が続いていて天体の比較撮影ができないのですが、遠くにある風見鶏で比較します。
クリアな状態で拡大されています。お値段なりというところでしょうか。
SVBONY社製と比べて少々拡大率が高くなるようで、画像は若干暗くなります。ここはGAINや露出を足してやればよいと思います。

一つ難点を言えば、構造上仕方がないのですが、ドローチューブの接眼部とカメラの間にバローレンズのスリーブが残り、全体的に取り回しが重くなるところです。
不便というところまではいきませんが、あえて感想を言えばというところです。

SVBONY社製

クリアな画質で拡大できていると思います。このお値段でこの画質はコストパフォーマンス高いと思います。
ただし、この記事のビクセン社製との比較でいくと、拡大率はこちらが低いので、こちらを使うことはほとんどありませんが、不都合を感じたことはありません。

取り回しの不便さとしては、ねじ込み式の宿命なので仕方ないのですが、バローレンズの上にUV/IRカットフィルターを付けて撮影して、次に主焦点で撮影して、という場合に、UV/IRカットフィルターまで一旦取り外さないといけないところです。
そういう仕組みのものなので仕方ないです。

一般的に挿入型の拡大率が高いのかどうかは、検証していません。
ただ、焦点がバックしますから、そのせいで、若干倍率が高めになるのかも。
拡大率はそれほど求めず、明るい拡大画像を求めるのなら、こちらを選ぶべきでしょう。

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まとめ

普段何気なく使っているバローレンズですが、なにか語れ、と言われると語れなくて、使用感、使い勝手のことしか書けません。
このままではいつまでたっても素人だなあ。

そう言えば、先般カメラの本を買ってレンズやら、焦点やらの勉強をしようと思っていたのを忘れていました。
基礎からやり直します。

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コメント

  1. カメラde遊ing より:

    VIXENのバローレンズ(先端の黒い所)だけ取り外してSVBONYのバローのように使ってみたらどうでしょう?
    先端にフィルターは装着出来ませんが、同じバローを使ってセンサー面からの距離で画像がどう変わるのか試してみたらと思いますよ。

    • sanpojin より:

      カメラde遊ingさん、コメントありがとうございます。

      相変わらず鋭いですね、さすがです。黒い部分、ぴったりねじ込めました。比較はまだできていませんが、近々にやってみたいと思います。楽しみです。
      これは昼でも実験できますから、曇っていてもできます。

      いつもありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

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