プチ遠征は成功した
2021年5月9日、管理人にとって初めて、本格的な遠征をしました。
観測の結果は、↓のとおりですが、
遠征という行為そのものについてどうだったでしょうか。
移動して、陣取って、望遠鏡を組み立てて、観測基地を設営して・・・
簡単に振り返りと、今後の遠征について考えてみます。
現地到着時刻と撮影基地設営時刻
16時頃に現地に入りました。いてもたってもいられなくなったので、早めに家を出発したのですが、結果的に、良かったと思います。
望遠鏡の組み立てに、かなり手間取り、結構時間がかかったので、トラブルに備えて、現地入りは少し早めが良いです。
撮影基地設置終了時刻は、17時頃になりました。
余った時刻は、赤道儀を北に合わせたり、モータードライブの動作テストなどを行いました。
持ち物
以下のものを持っていきました。必要だったと思ったものも記載しています。
ただし、複数人で遠征しない限り、望遠鏡を置いてその場を離れるわけにはいかないので、忘れ物には慎重になる必要があります。
鏡筒(鏡筒バンド含む)
当然忘れるはずのないものですが、人間、魔が差すこともありますので・・・
赤道儀
これも忘れるはずのないものですが、あるとすれば、自動車への積み込みもれでしょうか。
三脚
管理人の望遠鏡は三脚式です。三本忘れないように持っていきましょう。
モータードライブ(コントローラー、電池ボックス、乾電池(予備6本も))
モーター内蔵型の赤道儀については、必要ありませんね。必要なのは電源コードくらいでしょうか。
管理人は、赤道儀に装着したまま車に積み込みました。
そして、電池が切れた場合の予備の乾電池を持っていきましたが、今回のプチ遠征では、テスト操作以外でモータードライブを使うことはありませんでした。
CMOSカメラASI462MCとUSBケーブル
カメラを忘れては、折角の撮影が出来ず、強烈に痛い思いをするので、必ず持っていきます。
天体望遠鏡の組み立て方
たまに手順を間違えて痛い目を見るので、一応、取扱説経書などを持っていきます。
レデューサー等各種フィルター
管理人はレデューサーしか使わないので、IR/UVカットフィルターは持っていきませんでした。でももしもの時に備えて、持っていくべきだったと思っています。
PC(電源コード、マウス、マウスパッド含む)
今どきの観測でパソコンを忘れるのは、鏡筒を忘れるのと同じくらい痛いです。なるべく早めにパソコンに積み込みたいものです。
延長コード
撮影が長丁場になった際に、パソコンの電源に使うことを想定して持っていきました。
電源は自動車の電源ソケットからとります。
管理人は、電源ソケットを100ボルトコンセントに変換するアダプターを自動車に常備しています。
小さな机
パソコンや小物を置いておける台も必須です。パソコンを地べたに置くわけにはいかないですしね。折り畳み式のハンディで、でもちゃんとした机として使えるものが良いです。
椅子
パソコンを操作するにはやはり、座ってやるのが良いです。
これも折り畳み式でしっかり座れるものが疲れなくてよいと思います。
スマートフォン、タブレット端末
情報入手用として、照明用として使えます。
しかし、照明用は、こうした状況にあったものが欲しいですね。
パソコンがあるからタブレット端末は要らないかとも考えられますが、撮影中にPCに別の負荷をかけたくないし、タブレット端末なら、片手でもって、望遠鏡を操作できます。
↓こんなグッズが欲しいです。
食料
夕食は基本、現地へ向かう途中で調達すると思いますが、調達し忘れに注意したいところです。
水分も、大きいペットボトルのお茶が必要だと思います。
防寒着
この季節は寒暖の差が激しいので、夜間用は少し大げさでも暖かい服を持っていくべきです。管理人は少し甘く見ていたので、薄いダウンで済ませたところ、寒かったです。
携帯用トイレ
幸い今回の遠征先となった公園にはトイレがあり、事なきを得ました。
携帯用使い捨てトイレを持参するべきでしょう。
照明
上記で紹介したような照明のほかに、机に置いておくランタンのようなものが欲しいと思いました。撮影基地全体を薄く照らしてくれる程度のものがあると良いです。
タオル
砂っぽい手を拭くのに使いました。他にも何か使い道があると思います。念のため持参が好ましいです。
大きめのレジャーシート
赤道儀に三脚を装着する際、赤道儀を地面に転がしておいて、三脚を装着します。
転がしておく時に赤道儀が傷つかないように、また、部品をなくさないように、今回持っていきました。
これからの遠征で必要となるもの
気温が上がってくると、虫が寄ってきそうです。蚊も出てきます。虫よけ対策が必要となってくるでしょう。
また。お弁当用のクーラーボックスとか。
今は季節が良いので、あまり工夫の必要はなくて、ピクニック気分でも大丈夫かもしれませんが、夏、冬、とっても大変そうだし、装備も重装備になるでしょう。
管理人は、近いうちにまた極軸設定のため、同じ場所にプチ遠征します。今は季節が良い。
遠征の季節じゃないでしょうか。
コメント
ライトですが、
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はかなりお勧めです。暗いほうのモードが、天体観測用に明るすぎずちょうどいいです。しかも電池が1000時間も持ちます。
Vixenのヘッドライトも持ってますが、パナソニックのこのライトが圧倒的に使用率が高いです。
じつはこれ、天体用にもいいですが、寝る時に枕元においておくライトとしてもすごく便利です。
Samさん、おはようございます。
ライトの情報ありがとうございます。
とても良いライトですね。お値段も財布に優しいし。
しかも、耐久時間が長いですね。安心して観測に専念できますね。
なんだか形もおしゃれなので、確かに枕元に置くと、よく眠れそうですね。
これは、次の遠征の時までに購入しようと思います。
アドバイス、感謝です!