狙い
かみのけ座渦巻銀河M99
実は今のカメラ欲しい騒動の発端となった天体です。
前回の撮影では、星の数が足らず、ライブスタックが出来なかったのです。
それで、星の数をたくさん掴めるセンサーサイズの広いカメラが欲しくなったのですが、昨夜は、M99にもう一度トライすることにしました。
空気が澄んでいて、良い感じの晴れ具合だったからです。
SharpCapが、前回より多くの星を掴んでくれるかもしれません。
オリオン大星雲
もう、会社から帰ると、家の裏に隠れ始め、撮影が困難になってきました。
それでも何とか軒下から狙い、撮影に成功です。
あと何回撮影できるでしょうか。
撮影結果
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影及びスタック:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
画像編集ソフト:SharpCap 3.2 (64 bit)ヒストグラムで炙り出し。GIMPで色レベル、トーンカーブ調整
撮影場所:自宅ベランダ
かみのけ座渦巻銀河M99
露出8秒間、総スタック時間1800秒間、GAIN350~450。
ライブスタックは一進一退で、星の数も、8個になったり3個になったりで、総撮影時間は1時間を超えてしまいました。
星が少なくなると、GAINを上げ、イメージコントロールで背景を濃い青色にし、とにかく星をかき集めて、それを鮮明にする努力をしました。あとノイズリダクションの上げ下げも。
最終的にGAINは450まで上げることになりました。
そんなこんなの努力の結晶です。銀河の腕もしっかり見えています。再トライに成功です。
これなら、もう少しGAINを上げても良かったかも。
オリオン大星雲
露出8秒間、総スタック時間1712秒間、GAIN230。
個人的には良い出来だと思います。
1712秒間という中途半端な総スタック時間は、視野に家の壁が入り始めたので、そこで撮影をストップしたからです。
そろそろ、オリオン大星雲とは、来年までのお別れの時期が近づいてきました。
まとめ
久しぶりに、二つの天体をしっかりと撮影できました。
春にしては霞も少なかったと思うし、かなりベストな環境で撮影できたと思います。
気温もちょうどよく、ベランダで、パソコンと望遠鏡と一緒にいても、寒さは気になりませんでした。
M99の再トライが成功したため、しばらくカメラ騒動は収めようと思います。
よっぽど、GAINやイメージコントロール、ノイズリダクションなどで星はつかめます。
まだまだ、ASI462MCと二人三脚でやっていこうと思います。
あと、極軸を再調整しなければ。何となく撮影できているので、放置しています。
とても大事なことなので、早々に行います。
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