目次
目標天体を間違えた!
いつものように、星図のソフトで物色をして、昨夜観測したのは、ふたご座NGC2158、いっかくじゅう座NGC2335・2353でした。
では早速NGC2158から・・・
露出30秒間、総スタック時間450秒です。
お、最近の管理人にしては、大ぶりの散開星団に当たりました。キラキラして美しいです。
しかし、この十字架のような形、どこかでみたような・・・
そうです、以前撮影していたんです!
撮影当時はM35と言っていたので、今回気づきませんでした。
しかも、情けないことに、M35はNGC2168でした。
今回も目標とは別の天体を撮影してしまったわけです。
撮影の腕は変わっていないようです。
画像編集の考え方(背景を不自然じゃないところぎりぎりまで暗くする)がかわっただけですね。
しかし、撮影する時には、重複を避けるために、ブログ内検索をして、該当がない天体を観測するのですが、これからはメシエナンバーとNGCナンバーのセットで検索しないといけないです。
しかし、M35・NGC2168は奇麗でした。
撮影結果
4℃の中、観測しました。以前は2℃の中で観測したこともあったので、大したことないと思っていましたが、やはり寒かったです。
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影及びスタッキングソフト:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
GAIN:220
画像編集ソフト:GIMP(色レベル補正で炙り出し)
撮影場所:自宅ベランダ
いっかくじゅう座NGC2335(露出30秒間、総スタック時間600秒)
中央少し右下あたりがNGC2353で、これも小ぶりな散開星団です。でも周りの星も合わせて観ると、美しい大きな散開星団に見えます。
いっかくじゅう座NGC2353(露出30秒間、総スタック時間600秒)
パターンというか楽しみ方が分かってきました。小ぶりな散開星団は、周りの星も一緒に楽しめばよいんですね。
しかし今回は、画角導入が2回とも一発で成功です。気持ちいいです。
まとめ
かなり隣接している天体のある天体を撮影するには、画角に導入してから、例のサイト Astrometry.net でちゃんと目標天体かどうか調べないといけないことになります。
姿がどんなだかわからないのでなお更です。
このサイトへの依存度がまた上がる・・・
本物のNGC2158は後日撮影します。
あと、PC画面上では問題なく思えましたが、若干ピントが甘いかな?とおもいました。
画像編集しているので、そんな感じになるのかもしれませんが、もう一度ピントを追い込んでみようと思います。
そして、自動追尾の精度の低さです。スタックが終わると、天体が中央からずれていることがほとんどです。一晩かけて極軸の再設定をするか・・・寒いので無理か・・・
コメント