今シーズン最後とかまだもったいないとか書きましたが
先般、木星は今シーズン最後の出来栄えとか、
火星はまだもったいないとか書きましたが、
どうやら逆のようです。
木星は頑張ればまだいけます。早い時間を狙えば、シーイングもまずまずです。
一方火星は、視直径が小さくて、表面模様を頼みにしたピント合わせができません。
木星はまだいけるけど、火星はもう限界です。
大口径望遠鏡なら、まだ何とかなるのかな。
まだいけた木星
2020年12月12日17:39撮影
まだ縞模様の形の複雑さが確認できます。しかも大赤斑付きでラッキーでした。
土曜日ならこれくらいの時間に狙えるんですけどね。
平日だと、もう、沈みかかっていて、おまけに電線や電信柱の食が発生しています。
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.2 Sharpen 0.15 Preview100
Layer2 Sharpen 0.1 Preview28.2
もう限界の火星
2020年12月12日18:06撮影
Wavelet処理をして何とか模様が確認できる程度です。
この模様は〇〇だ、とか言っている場合ではありません。何か影があるくらいにしか模様を認識できません。
しかし、夜空のてっぺんに輝く火星の存在感はまだまだ健在です。
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.2 Sharpen 0.15 Preview100
木星と土星の大接近が楽しみ
かねてから寄り添っていた木星と土星が、12月22日に、わずか06′まで最接近します。次回は2041年といいますから、管理人は絶対に見逃せません。
どうやって記録しようか迷っています。当日は平日ですしね。それに電線や電柱に隠されながら沈んでいくので、一考が必要なのです。
最接近は午前3時17分。その時間には起きられないので、困っています。
21日の夕方を狙うしかありません。
多分、カメラではなく天体望遠鏡で最接近の様子が分かると思われ、帰宅したら早々に撮影基地を設営するでしょう。
まとめ
今年は、木星と土星、そして火星にまで楽しませていただきました。大赤斑や、ガリレオ衛星の影とか、大シルチスとか、自分の望遠鏡で確認できたのは初めてでした。
何度見ても飽きない惑星たちでした。ピントの合わせ方とかも鍛えられました。来年は、今年より良い画像が撮れるのではないかと思います。
一応今回の最接近がフィナーレっぽいので、惑星たちにお別れの言葉を贈っておきます。
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