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夕暮れは晴れていた
一昨日は、晴れたり曇ったりしていましたが、夕暮れ時にほぼ快晴状態になり、ベランダに観測基地を設営しました。
天体望遠鏡と、テーブルと、パソコンと。
極軸合わせは、気軽に極軸を北に向けただけにしました。
暗くなると曇ってきた
手始めに木星を撮影しようと思い、望遠鏡を向けましたが、雲が出てきました。結構厚い雲。
これでは、ほかの惑星の撮影もおぼつかなさそうです。
しばらく待機しました。
1時間程度待機しましたが、完全に曇り空になりました。
断腸の思いで、基地を撤収しました。
21時ころにまた晴れてきた
ところが、21時ころにまた晴れたので、迷いましたが、再び基地を設営しました。風呂に入った後で結構寒かったです。
晴れているとはいえ、低空には雲があり、西に傾いた木星はもう撮影できませんでした。土星も同様です。
本丸の火星は高度も高いし、雲の心配もありません。
そこで、火星だけで盛り上がることにしました。
火星の成果物
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、、2倍バロー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影場所:自宅ベランダ
撮影ソフトウェア FireCapture2.6 スタッキングソフトウェア AutoStakkert3.1.4
画像処理ソフトウェア RegiStax 6
21:37撮影
いよいよ見たかった、ほかの模様が出てきました。右上のはおそらく大シルチスでしょう。
子午線の湾と大シルチスをこの角度で見るのは初めてです。
22:43撮影
また曇ってきました。火星も雲の切れ間から撮影しないといけなくなりました。
やっぱり焦ると、良い写真は撮れませんね。
おまけに、モータードライブが電源が入ったり切れたりしはじめ、撮影対象範囲に導入するのに苦心した結果、これです。この発色は、ピントが甘めな感じです。しかし、模様はまずまず楽しめます。
23:04撮影
この際、テスト撮影した動画から画像を作ってみました。5秒間程度でどんな画像になるのか。
それが、結構悪くない結果でした。模様もしっかり見えています。555枚のフレームでもなんとかなるものですね。
23:08撮影
モータードライブは、乾電池が過熱しているようだったので、一度全て外してセットしなおしたら普通に動くようになりました。
モータードライブがなければ、管理人の天文趣味はかなり苦しいものになります。このまま壊れずにいてほしいです。もう35年前のもので替えがきかないですから。
最後に雲に隠れながら顔を出しながらを繰り返す火星を撮影したのがこれです。Histogramm=11%でよくここまでの画像が出来たと思います。よっぽど良いフレームに恵まれたのでしょう。
今日の天気に期待
昨日は雨が降っていたので、観測は閉店でした。
今日の夜の天気は、今のところ晴れです。天体観測できるかもしれません。
木星と土星に、臨まなければ。
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