スポンサーリンク

【天体観測】M42「オリオン大星雲」を、今シーズン初めて撮影してみた

星雲・星団・銀河に関する情報
ディスプレイ広告02

概略

先般、傷心星団を撮影してみた時だったか、撮影を終えて機材を仕舞っている時、ちょうど公園の木立を越えてきたオリオン座が目に入りました。
カメラも新調したことだし、撮影したいなあと思っていました。
そこで、昨日撮影を実施しました。

結果としては、ファインダーがベランダのエアコン室外機に接触していたのに気づかずに、しばらく放置、気づいた時には、オリオン大星雲は過ぎていってしまいました。
それより、モータードライブMD-6に問題が起こっていないか心配です。イージーなミスをしました。

ただし、76分の撮影時間を確保してからのトラブルだったので、撮影としては成功です。

目次に戻る▶▶

撮影と撮像に至る経過と結果

恒星のピント合わせ

引き続きカペラを使ったピント合わせです。↓まで追い込みました。

↓カペラです。

極軸設定の状況と自動追尾の状況

極軸は少し気合を入れて取り組みました。実は、この撮影の前に別の撮影をしておりまして、その極軸設定の状況です。17″の誤差で、excellentです。

自動追尾の状況は、途中で管理人が鏡筒にぶつかったりしたので、ズレています。許容範囲ではありますが。
自動追尾時間76分です。それ以降はエアコン室外に干渉して止まっておりました。残念です。

基準恒星と目標天体の導入

姿勢がアクロバティックでしたが、何とかファインダーにオリオン大星雲を導入して、あとは肉眼で楽々導入です。オリオン大星雲は、肉眼で見えるので導入がとてもとても楽です。基準恒星もいりません。

撮影の結果と、撮像の結果と経過

[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI294MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影、GAIN300、400、500。10秒間のfitsフレームを456枚を撮影、うち409枚(計68分)を、DeepSkyStackerでコンポジット
画像編集:FlatAideProで色出し
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年12月2日

撮影の結果

コンポジット後編集前画像です。今年初めてにしてはまずまずですかね。

撮像の経過と結果

FlatAideProで色付け

中央部分は飽和してしまいました。オリオン大星雲は撮影が難しいです。多段階撮影も勉強しなければ。

これ以上強調すると・・・

こんな風になります。中央に光が当たっているのが強調されます。
でも実は画角からはみ出るところだったんですね(^-^;

目次に戻る▶▶



コメント

タイトルとURLをコピーしました