今回の概要
前回の記事で、SharpCapのフォーカスアシスタント機能について実験し、SharpCapに実装されている3つの種類のフォーカスアシスタント機能について書きました。
その中で、用語的に全く分からないものがありました。
「フーリエ解析ディテール検出」※冒頭の画像は「ヒストグラムレンジ検出(輝度範囲)」のものです
分からないなりにも調べてみました。といっても、結果としてぼんやり分かっただけでしたが・・・
したがいまして、分からないなりの記事となります。
しかも撮影には知らなくても良い情報、まあ興味のある方はお読みいただければ幸いです。
フーリエ解析
数学的テクニックを駆使し、積分などの計算を行うことで、振動している何か(音、電圧、画像データなど)を解析する手法のことです。
この時点で、画像データ解析をSharpCapが行っていることが分かります。
どのようにフォーカスアシスタント機能に生かされているのか
まず、画像データに光を照射し、反射した光量を測定します。
物質定性・同定に関する有効な情報を得ることができます。また、吸収する光量は、物質の濃度や厚みに比例することから、スペクトル上のピークの高さや面積を用いて特定の分子の定量を行うことも可能です。
うーん、やっぱりよくわからないな・・・
そして、得られた光量から、画像のエッジのエネルギーを検出し、グラフ化していると思われます。
結局、フーリエ解析ディテール検出法も、惑星のエッジを用いて、正しいピントに導いていることになります。
「ディテール検出」の意味は、フーリエ解析のデータの検出、ということだと思います。
まとめ
結局、ピント合わせの王道、エッジの追求ということでした。
シーイングが悪くなる冬場、どのくらいの力を発揮してくれるでしょうか。
シーイングが悪いと、画像はたこが泳いでいるようになりますから、あまり期待できないかも?
なお、SharpCapのフォーカスアシスタント機能はあくまでもアシスタント機能です。
メインは自分の目です。そこそこ頑張ってピントを合わせてから、フォーカスアシスタント機能を使うのが王道なんですね。
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