概要
晴れの日の昼間は、太陽観測をする。
それはそれで楽しいのですが、暑くなってきて汗をかくようになりました。
これからの太陽観測を楽しむのを邪魔するのは残念ながら太陽自身。
パソコンなどの機材が熱くならないような工夫も必要です。
まだまだ暑さは序の口です。この先どうなることやら・・・
5月22日も晴れていたので、太陽観測をしました。
貴重な晴れの昼です。
薄曇りでしたので、スタックしたものが歪まないかどうか心配しましたが、歪んだのは1枚だけで助かりました。
前回(5月19日)の観測時の太陽と、今回(5月22日)とを比較しますと、少し静かになってしまったかなという感じです。
君臨してきたF型の黒点群もまた少し静かになりました。
それでも、黒点は、微小黒点まで合わせると、まだ20個はあります。
太陽画像
[撮影、画像処理に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社NEWポラリス赤道儀
鏡筒:ビクセン社80M(D=80mm、f=910mm、F値11.4、アクロマートオールコート)
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI120MC-S
自動追尾:ビクセン社MD-5
撮影及びスタック:SharpCap4.0、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
撮影諸元:広角画像:撮影時間60秒間、露出1ms、GAIN3(3%)
:拡大画像:撮影時間60秒間、露出1ms、GAIN30(30%)
その他:広範囲画像は×0.5レデューサー使用。拡大画像は主焦点撮影。
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年5月22日
広角画像
こうして大きくしてみると、まだまだ楽しめます。新入りもいますしね。
どんな成長を遂げるか楽しみです。
黒点群としてはF型が一つ、B型が三つ、A型が三つくらいだと思います。
常に最低これくらいの活動をしてくれると楽しいのですが。
期待しているのは右上の小黒点です。これ、正面から見ると、もっと立派に見えそうです。
いかにも成長しそう(根拠は無いが)
拡大画像
F型黒点群とその周辺
この黒点群は何度見ても面白いです。
もののけ姫に出てくる、こだまに似ています。
あ、黒点全般に言えることか。形が愛らしいんですよね。
黒い部分が目に見えます。
B型黒点群
左下の、少し地味に集まっている黒点群、これも発達が期待されます。
こちら側にある間に発達すると嬉しいのですが、こちら側も後半に入っており、早く発達してほしいです。
F型黒点群の推移
あまり勢力を落とさないままここまで来ています。
どこまで頑張ってくれるでしょうか。
まとめ
これだけ短期間で継続して太陽観測をしたのは初めてかもしれません。
太陽面の様子の変化を追うのは面白いです。
推移を追うのはなんでも面白いのかもしれませんね。
特に今追っているF型の黒点群は面白い。勢力を落とさずに微妙に形を変えています。
今日も晴れたら太陽観測です。
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