スポンサーリンク

【天体観測機器】バーニヤ目盛に再び挑戦

天体観測器具レビュー
ディスプレイ広告02

赤経10m分の長さの計算を誤っていました。

カメラde遊ingさんの勧めでチャレンジしている、バーニヤ目盛。

色々間違いがあったんですが、中でも致命的なのは、赤経1目盛あたりの長さの計算でした。
NEWポラリス赤道儀の目盛環の直径が7.5cm、したがって、目盛環の外周は、23.55cm。ここまでは良かったのですが、これを360で割ってしまったのですよ。エクセルの計算式を改めて見たら発見しました。

赤経目盛は、すべてで24h、1hは60m、そして10mごとに目盛りが振ってあります。
だから、24×6=144、144で23.55を割るのが正解でした。

結果バーニヤ目盛1目盛は、0.31cmとなりました。
目盛の幅が間違っているのでは、どうやっても正確な値にはなりません。

目次に戻る▶▶

目盛の振り方

カメラde遊ingさんが考えてくれて、管理人がやったような振り方も考え方としてはありうるということで、安心はしましたが、管理人は単にエクセルの列番号の方向に目盛りを増やしていっただけで、何の思想もへったくれもありませんでした。
↓一昨日作成のもの

本来は、赤経値が増える方向に、バーニヤ目盛も増えていくのが普通の考え方です。(素人の)
カメラde遊ingさんは、それでも理屈を考えてくれて、こういう場合の目盛りの振り方を教えてくれました。

SCALE_RING_02.jpg


管理人自身としては、普通の方法から入っていくのが良いと思うので、応用編は、徐々に分かっていこうと思います。
そもそも、こういう原理で、最小目盛未満の数値が分かるということも今一つ理解不足なので・・・

目次に戻る▶▶

オーソドックスな方法

オーソドックスな目盛

数字の振り方の精度が低いですが、今度は19個分を10分割して、サイズの間違いのない目盛りを作成しました。
目盛が増える方向も、赤経値が増える方向と一緒です。

極軸に貼り付け

すみません、不器用なもので、赤経目盛から少し離れたところに貼り付けです。本当は赤経目盛すれすれに付けた方が、目盛が読みやすくて間違いも起きにくくなります。
しかしこれで、バーニヤ目盛は完成しました。
もう、なんだか、出来が悪すぎて。

目次に戻る▶▶

測定してみよう

せっかく作成したので、下記の写真の赤経値を考えてみましょう。

①バーニヤ目盛がゼロの位置の赤経値は

4h10mから20mの間にあります。したがって、ここでは4h10mとします。

②赤経目盛とバーニヤ目盛が一致するところは

写真だとよくわからないのですが、4のバーニヤ目盛が一致しています。
というか、精度が低くて、完全に一致するところが見つからないですが、一番一致しているのが4です。

赤経値は

結果として②の4mを①に加算することになり、赤経値は、4h14mとなりました。何となく、目分量とも合っている感じです。

目次に戻る▶▶

まとめ

こういう工作が下手で嫌になりますが、考え方はこれでよいんですよね。
もうちょっと、奇麗に作り直します。
今回の作品では、仮工事の印象が強すぎます。

天体観測に堪える出来栄えではありません。貼り付け位置とか、切り抜きの形とか・・・
もっとしっかりしたいです。

目次に戻る▶▶

コメント

  1. カメラde遊ing より:

    これでOKですよ。
    自分にも分かりやすくなりました。
    あとは目盛の作り方ですね。
    できたらJWW(フリーのCADソフト)をインストールしてみてチャレンジしてみてください。
    クオリティが上がりますし、正確にもなります。
    覚える機能としては
    ・長さを指定して直線を引く
    ・その線分を指定数で等分割する
    ・印刷する
    ぐらいです。
    難しいと考えて敬遠しているかもしれませんが、難しいことではありません。
    複写や移動などの便利機能はとりあえず不要です。
    今後のDIYにも必ず役に立ちますよ♪

    • sanpojin より:

      カメラde遊ingさん、ありがとうございます。

      OKを出していただいて、安心しました。
      CADっていうと何だかハードルが高い気がしますが、何とかなりますかね。
      確かに、エクセルとかで目盛の幅を決めると、つい間違って、倍率を変えてしまったりして面倒なことになります。今回、それでやり直したりしました。
      CADならそんな間違いはなさそうだし、その三つの機能であれば何とかなりそうです。
      これからDIYもやっていきたいので、それに使えるなら、チャレンジしてみます。

      アドバイスありがとうございます。

      • カメラde遊ing より:

        後程、JWWでバーニヤを作る手順の動画をあげときます。
        先ずはそこから始めてみてください。
        本当は三次元CADをおすすめしたいんですが、そちらで平面の図面でバーニヤをつくってプリントするのは今の自分にはちょっと難しいです。
        目盛に関しては二次元CADの方が簡単なので、そちらを紹介いたしますよ。
        両方のCADを困らない程度に使えるようになれば工作はもっと楽しくなりますよ♪

        • カメラde遊ing より:

          遅くなりました(^^;)
          別の作業で没頭していましたので取り掛かるのが遅れました。
          こちらをご覧ください。
          https://youtu.be/7DZZ0j1BKvo

          • sanpojin より:

            カメラde遊ingさん、ありがとうございます。

            CADの基本的使い方が分かりますね。あれ、目盛の数字、自動的に増えていくんですか?

            そこはめんどくさいだろうなあと思ってみていたら、自動的みたいだったので。

            週末にでもソフトをインストールして、試してみたいと思います。

            僕のために時間を割いていただき、ありがとうございました。

        • sanpojin より:

          カメラde遊ingさん、ありがとうございます。

          なんだかCADを少しでもできるようになりたい気持ちになってきました。
          色々と使えそうですね。

          • カメラde遊ing より:

            JWWに自動処理機能はありません。
            画面左上で入力している様子が記録されていますよ。
            文字は入力するしかありませんが、線等図形は複写などの機能を使えば楽に作図できる場合もありますね。

          • sanpojin より:

            カメラde遊ingさん、ありがとうございました。

            すみません、よく見たら、ひだり上で入力されていますね。
            線や目盛りを正確に作成できるのが魅力ですね。今夜インストールしてみます。
            新しい世界が開けるかも・・・

            いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

          • sanpojin より:

            JW_cadっていうソフトですか?

  2. カメラde遊ing より:

    dos版はJW_CADって言ってましたが、Windows対応になってJWWって言うようになったと思うんですが、どちらも同じ物です。
    昔は解説本2,000円に付いていたフリーのソフトで建築業や設備業などで一般的に使われるようになったんです。
    機械系やその他のCADを使われている方も使っているのをよく見かけました。
    他の業者とやり取りする際に互換を持たせるためにこれを標準にしていたみたいですね。
    その頃から使っていれば使用歴30年以上ぐらいの大ベテランですが、自分が使い始めたのは5~6年前です(^^;)

    • sanpojin より:

      カメラde遊ingさん、ありがとうございます。

      仕事にも使われるソフトだったんですね。
      5,6年で、使いこなせるようになりますか!
      もともと工作とか苦手なので、CADとかも覚えるのに時間がかかるかな。
      まずは、バーニヤ目盛目指して頑張ります。

      これからもよろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました