御礼
管理人のモータードライブに関して、訪問者の皆さまが、色々なことを教えてくださいます。
まずは御礼申し上げます。
正直なところ、皆さまのコメントについて分からない部分も多いのですが、いや、分からない部分の方が多いのですが、じっくりと読んで理解しようと思いますので、もう少しお待ちください。
分かりやすいところで、ピリオディックモーションで、一つ気になっていることがあります。
ピリオディックモーションで、気になっている点
ピリオディックモーションは、NEWポラリス赤道儀のウォームギア数からすると、10分(5分?)に1回起こるとのことでした。
しかし、あの星のずれがピリオディックモーションだとすると、周期が短すぎます。
長くても30秒くらいで星は動き始めます。
まいくろさんが、まず東西方向の追尾ズレについての規則性の有無を確かめてみては?とのことでしたが、管理人の赤道儀の場合、30秒というのも、周期ではありません。8秒で星が動くこともあれば、30秒で星が動くこともある、不規則性があります。
ということは、ピリオディックモーションで星は動いているけど、追尾誤差の根本原因ではないのかな。
やはり、狭いセンサーサイズ(5.6×3.2mm)でF値7での撮影(こたろうさんの試算では、今の撮影のカメラのセンサーサイズや焦点距離からして、フルサイズセンサーを5000mmくらいで使ってることに)では、どんな赤道儀でも追尾誤差は出てしまう、というのが結論のような気がします(管理人が分かりやすい分野に流されている)
ケフェス座及びはくちょう座中間渦巻銀河「花火銀河」NGC6946撮影結果
2021年7月20日の話。
花火みたいに奇麗なので、花火銀河と愛称がついています。
実はこの天体で、SV503 102EDによる初銀河撮影を実施していました。
梅雨明けしなくて、じりじりしていたころの、運の良い晴れた空でした。
もちろんまだMD-5の頃の話です。
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセンNEWポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDレンズアポクロマート。
カメラ:CMOSカメラASI462MC
自動追尾:MD-5(ビクセン)、
撮影及びスタック:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
画像編集:SharpCap 3.2 (64 bit)ヒストグラムで炙り出し。
その他:UV/IRカットフィルター使用
撮影結果
あー、今思えばIR/UVカットフィルターを使えばよかったと後悔していますが、花火銀河が腕も含めてしっかり映ったので満足しています。
なお、トリミング前の画像は、↓
レデューサーは使用していません。
だいだい、1/4くらいの画角を失うくらいの追尾誤差です。誤差の方向は東西です。
この画像の撮影に当たっては、東西のどちらか一方(覚えていない)のみへのズレでした。
これが平常運転なのかもしれないと思ったりしております。
まとめ
追尾誤差の謎を解き明かすには、管理人は知識がなさ過ぎて。
悲しくなります。
しかし、こういうことがあるたびに、訪問者の皆さまが助けてくださいますので、そのコメントの半分でもいいから理解できるようになりたいです。
昨夜は北極星の方向が晴れていたので、SharpCapで極軸設定をしていたら、あっという間に曇りはじめ、何の撮影もできず、悔しい思いをしました。
「good」な極軸設定が無駄になりました。
天気予報の長期予報は、しばらく雨(T_T)
コメント
こんにちは。
ピリオディックモーションは10分に一回起こるというのは正確では無く、10分間ずっとずれ続けるのですよ。完全に極軸が合っていると仮定した場合、5分間東にずれたら次の5分は西にずれていきます。
また、ずれはじめが不規則なのはギアのバックラッシュ(ガタ)のせいです。
赤道儀のウォームギアにもガタがありますし、このビクセンのモーターは内部に減速ギアが
入っているのでこれにもガタがあります。
きよりんさん、ありがとうございます。
ズレ続けるんですね。なるほど、東西に行ったり来たりを定期的にするということですね。
バックラッシュは本日のブログで触れました。またよろしければご意見ください。
これからもよろしくお願いします。
補足です。
>5分間東にずれたら次の5分は西にずれていきます。
このあとに
「これを繰り返します。」
を追加してください。
きよりんさん、了解です。
ありがとうございます。