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【天体観測】NGC2392「エスキモー星雲」の撮影にリトライ

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概略

一昨日、エスキモー星雲の撮影に、ピントが甘かったりいろいろな要因で失敗しました。
このままでは悔しいので、撮影にリトライすることにしました。

雲一つない夜空、そこそこ高い気温、良いシーイング、リトライの条件は整っていました。
あとは管理人の腕次第です。
そこが一番問題ですね。

↓エスキモー星雲を追尾、撮影する、ビクセン社スーパーポラリス赤道儀、ビクセン社モータードライブMD-6、SVBONY社SV502 102ED鏡筒

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撮影と撮像への経過と結果

恒星のピント合わせ

セオリーどおり、極軸設定の前に実施しました。
画像がありませんが、ふたご座ポルックスで、バーティノフマスクを用いて行いました。
ピントはずれていました。ドローチューブの繰り出し幅は一昨日のピントを引きずっているので、やはり一昨日の失敗の原因のうち一つは、ピントがずれていたことにありました。

極軸設定と自動追尾の状況

極軸設定は、まぐれですが、設定誤差一けた台まで追い込めました。
なんと、4″まで!excellent!

自動追尾の状況は、ほぼほぼ完ぺきでした。追尾時間は1時間42分30秒でした。
本当はもっと露光時間を延ばしたいのですが、何せエアコンの室外機が邪魔で(^_^;)

基準恒星と目標天体の導入

恒星のピント合わせは終わっていますので、一昨日と同じく、エスキモー星雲に近い空を撮影して、Astrometry.netでその空の赤経赤緯値を基準として、目標にたどり着くようにしました。
目標天体エスキモー星雲は、赤経07h29m、赤緯+20°54′。
一度のトライで画角に導入成功です。excellent!

↓基準空域の赤経07h26m、赤緯+27°46′ なかなか良いところに陣取りました。

撮影の結果と、撮像の結果

赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI294MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)により、GAIN340、30秒間のfitsフレーム205枚を撮影し(計1時間42分30秒)、そのうち195枚(計1時間37分30秒)を、Sirilでコンポジット
画像処理:Sirilによる色補正、フォトメトリック色補正、ヒストグラム変換
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2023年2月17日

撮影の結果

100分程度の撮影ではこんなものですかね。寂しい風景です。

撮像の結果

Sirilで、色補正、フォトメトリック色補正、ヒストグラム変換を施しました。一昨夜よりは鮮明なようです。
星が少ないと思いましたが、炙り出すと、結構美しい空なのが分かりました。

↓拡大したものです。明るくしすぎたか、わずかに模様がわかる程度。もう少し何とかなりそうな気がします。
これは露光過多で、結局白飛びしているのかな。
しかしながら、模様が見えたということで、完成とします。
ちょっとしょぼいけど・・・

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追記

Arcsinh変換をしたら少しマシになったので、追記しときます。

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