【天体観測】うさぎ座のM79を撮影しました

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当初の目標

昨夜も寒く、しかし天気はとてもよく、天体観測をすることを決め、撮影基地を設営しました。
以前決めた目標とは異なり、

いっかくじゅう座のNGC2261、ハッブルの変光星雲(赤経06h39m、赤緯+08°45′)を狙っていました。
ネットでいろいろな天体を眺めていて、急に見たくなったのです。
視直径が小さく難敵ですが、それだけに撮影に成功したら達成感もあるように思いました。

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例のサイトのダウン

いつものように、目盛環で目標天体NGC2261に近づき、例のサイト、Astrometry.netで目標天体を最終的に追い詰める計画でした。
ところが、そのサイトが、ダウンしており、手動での画角導入を試みましたが、できませんでした。
このサイトがなければ、暗い天体をはじめ、観測できる天体はかなり減ってしまいます。

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目標を変更

しかし、折角撮影基地も設営したし、星団なら視直径も大きく、例のサイトに頼らなくても画角導入できるだろうと思い、これもまた予定になかった、うさぎ座のM79(赤経05h24m、赤緯-24°31′)を撮影することに変更しました。
意外にも球状星団は、初めての撮影です。

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完全手動の画角導入

例のサイトは使えませんから、原点に戻って、赤経方向を目盛環で追い、赤緯方向を微動ハンドルの微調整で追い込む方法をとります。
最後の画角導入まで目盛環と赤緯微動ハンドルの感覚が頼りです。
‐22°に赤緯目盛りが達したあたりから、そろりそろりと赤経ハンドルを動かしていきます。
今回は、球状星団という形が想像つく天体でしたので、比較的簡単に画角への導入に成功しました。

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撮影結果

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)、GAIN:Middle
撮影及びスタッキングソフト:ASILive、ASILiveによるライブスタッキング
画像編集ソフト:GIMP
撮影場所:自宅ベランダ

10秒露出、600秒間の撮影

もう少し広がりのある球状星団かと思っていましたら、ちょっと小ぶりでした。
でも、かなり中心部まで星が分離し、まずまずの出来となりました。
球状星団って初めて見るわけですが、本当に球状で、ボールのように奥行きを感じますね。
編集は、色レベル、トーンカーブを補正しました。軽めの補正です。

30秒露出、150秒間の撮影

30秒露出にもトライしましたが、極軸の設定が甘く、ライブスタックは150秒で止まってしまいました。
撮影時間は稼げなかったものの、やはり露出が長い方が深みのある画像になるんですね。そのことで、球状星団がさらに立体感を増した感じです。
周辺の星もにぎやかになって、良い画像になり、この画像を撮影できたことで満足しました。
編集は、こちらの画像も、色レベル、トーンカーブを補正しました。

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まとめ

M79はドンピシャで画角導入できましたが、ハッブルの変光星雲は導入できませんでした。
ハッブルの変光星雲の視直径は2′、視等級9。M79の視直径が9.6′。
ハッブルの変光星雲は明るめの恒星として見落としてしまったかもしれません。もしくは赤経の設定に誤差があったのかもしれません。
そうならないように、どのくらいの大きさで、どういう姿で画角に現れるのかわからない天体は例のサイトなしでは導入は難しいことを思い知りました。

そのサイトの主さんと思われる方のグーグルグループで、エラーが出てることについて話題になっていました。その雰囲気から、多分これは個人が作成されたサイトだと思います。
主さんが、サイトのメンテをやめたら、とても困ったことになります。

幸い、朝になったらサイトは復旧していました。主さんに感謝し、そのサイトが、永遠に続くことを願ってやみません。

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