再編集の経緯
このNGC55は一度編集しなおしています。
しかしどうしても出来栄えに満足できず、再度編集を試みます。
果たしてうまくいくでしょうか。
編集過程ではGIMPの影-ハイライトが活躍しました。今回は影-ハイライトの機能の紹介のようなものです。
再度編集の過程
[元画像の撮影に使用した機器、ソフトウェア等]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるノータッチライブスタック
使用フィルター:×0.5レデューサー、UV/IRカットフィルター
撮影日:2021年11月27日
元画像
目を凝らさないと分からないほど、カブリにやられています。
フラット画像
カブリの少ないフラットな画像を、FlatAideProで作成しました。
カブリは少なくなりましたが、まだ明るさが足りません。
また、背景が今一つスッキリと黒ではありません。
色レベルの調整
背景を黒くして、NGC55を少しでも際立たせます。
GIMPの、色レベルの調整で、背景は真っ黒になりました。
本体には影響はほとんどありません。
NGC55を明るく
あとは明るさです。
今回の目玉でもある、GIMPの影-ハイライトでShadows値を調整し、本体を明るくしました。
色付けプラスShadows値調整→完成
GIMPのカラーバランスで少し色を付けました。これで完成です。
↓前回の編集画像
↑の今回の編集画像と比べると一目瞭然ですね。影-ハイライトの効果が際立っています。
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