目次
経緯
この燃える木星雲は、撮影したらとても気に入った星雲です。
名前も素敵だし、その名前と、姿のマッチングがとても良いです。
そして赤い星雲・・・
もっときれいにしてあげたいと思いました。
そこで、今回再編集です。
↓1回目の撮影
編集の経過及び結果
[元画像の撮影に使用した機器、ソフトウェア等]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるノータッチライブスタック
使用フィルター:×0.5レデューサー、UV/IRカットフィルター
撮影日:2022年1月18日
元画像
この元画像を、撮影当初は・・・
↓のように編集しました。これはこれで悪くない出来です。
しかし、今一つ迫力に欠けると思います。
それでは大元の画像をもとに再編集を試みたいと思います。
フラット画像
何はなくとも、フラット画像をゲットします。
いつものようにFlatAideProを使います。
元画像とフラット画像の違いは、あまり見られないようです。
恒星無し画像の作成
恒星無し画像を作成して、対象天体の編集に注力できるようにします。
背景や星に無駄な着色などが無いようにするためです。
これで編集の準備が完了しました。
明るさ強調
今回の画像は、明るさが足りないので、そのあたりの編集がポイントになりそうです。
早速明るさの強調をしてみたいと思います。
いつもどおりで、トーンカーブの赤系を引き上げました。
カラーバランスはうまくいきませんでした。
背景を暗く
ひきずられて赤くなった背景を暗くしたいと思います。
GIMPで、色レベルを調整し、燃える木本体を際立たせました。
これ、上手く着地するかな・・・
再度明るさを足す
トーンカーブの赤系を、今一度引き上げてやります。
何となく、形になってきましたかね。。
自動色強調
もうこれ以上、管理人のスキルでは手が付けられないので、色の自動補正をします。
GIMPの色強調処理です。
背景との合成→完成
先ほど分離した、恒星のみ画像と合成します。
何とか形になりました。簡単かと思っていましたが、苦戦しました。
撮影当初編集版との比較・まとめ
元編集画像と比較しておきましょう。
今回の画像は、かなり赤を強調してしまいました。明るい赤が好みなら、再編集画像でしょう。
元編集画像もソフトなタッチで良いです。
管理人は折角編集したので、再編集画像を支持します。
カブリがべたっとついていなかったので助かりました。
しかし、今回のように、微妙な出来になる再編集もあります。
まだまだ修行が足りないです。
コメント