スポンサーリンク

【天体観測機器】続々続:憧れの鏡筒はこれ!スカイウォッチャーBKMAK127SP

天体観測器具レビュー
ディスプレイ広告02

カセグレン式鏡筒って何?

これまでは、屈折式鏡筒についてレビューしてきました。

カセグレン式は、反射式と屈折式の両方を組み合わせた望遠鏡です。
鏡筒前端が閉じており筒内気流が少なく、副鏡の支持棒がないので回折も少なく良像を得やすく、残存色収差もわずかです(Wikipediaより)
管理人は、実際に見たこともないし使ったこともありません。
そんな管理人が、レビューをするのは非常に恐縮なのですが、中、大口径の鏡筒が割安で入手できるので、あえて、勉強しながらレビューしたいと思います。

目次に戻る▶▶

特徴

メニスカスレンズにより収差を補正することで、非常にシャープな像を得ることが可能です。
月や惑星の観望、惑星撮影に抜群の適性を持っており、世界中の天文ファンによる使用実績があります。
また、コンパクトに軽量にできるため、扱いやすいです。
ただし、筒先が閉じた形式の大口径の鏡筒は、外気と筒内部の空気がほとんど入れ替わらないため筒内気流が収まるまで相当の時間がかかります。小、中口径の物(口径9センチから12.5センチ)のものは、30分程で温度順応します。

目次に戻る▶▶

スカイウォッチャー BKMAK127SP

D127mm、F1500mm、f値12。マクストフカセグレン式。
カセグレン式は一般に長焦点のようです。
しかし、惑星向きの鏡筒なので、これくらいの方が倍率を上げやすく、DSO向けにはレデューサーを使えば、f値6まで明るくなりますので、つぶしがききそうです。

http://www.kyoei-tokyo.jp/shopdetail/002011000004/002/011/X/page2/order/

口径127mmにして、お値段は、

45,980 円税込み!

これは安いです!管理人でも十分手が届きます。
コンパクトなので、管理人のNewポラリス赤道儀にも搭載が可能です。

因みに同タイプでD150mmのものは、

【楽天市場】スカイウォッチャー マクストフカセグレン鏡筒 MAK150 グリーン仕様(写真のアリガタプレートはブラック仕様のものです):シュミット 楽天市場店
月・惑星の観測に!。スカイウォッチャー マクストフカセグレン鏡筒 MAK150 グリーン仕様(写真のアリガタプレートはブラック仕様のものです)

97,900円税込みと、少し高めです。でも、割安だと思います。

目次に戻る▶▶

CELESTRON C5 SCT OTA CG5

これは、シュミットカセグレン式です。調べてみるとマクストフカセグレン式の商品って少ない気がします。
D127mm F1250mm f値9.8
惑星観測にはぴったりです。レデューサーを使えば、DSOにも使えるでしょう。

アストロアーツオンラインショップ

お値段は、

88,000円税込み!

同じD127mmのマクストフカセグレン式と比べると割高でしょうか。
ビクセン製の赤道儀に搭載がしやすい仕様になっているようですが、35年前のビクセンにも搭載しやすいかもしれません。
といいますか、セレストンはビクセンが強烈に販売していますね。

目次に戻る▶▶

笠井トレーディング GS-150CC

D152mm F1824mm f値12
笠井トレーディング社が鏡筒を販売していることを初めて知りました。
フィルターなどを販売しているイメージがありました。

http://www.kyoei-tokyo.jp/shopdetail/000000008005/002/010/X/page3/order/

お値段は、

63,800円税込み!

Ð150mmとしては、割安な部類に入りますね。他のD120のモデルと迷う金額です。
惑星に加えて、星雲、星団もいけるとのこと。期待できます。

まとめ

なんか、素人がレビューしているのがとても申し訳なく・・・
値段が安い高いを中心にレビューしました。
そして10万円以下の手の出しやすいものを探し出しました。
10万円以下で口径D120~150mmの鏡筒が手に入るというのはとても幸せなことです。
目移りしてしまいますね。

今回の管理人のお気に入りは、その高いコストパフォーマンスから「スカイウォッチャー BKMAK127SP」とします。

目次に戻る▶▶

コメント

  1. shiitake より:

    はじめまして。天リフからこちらにお邪魔しました。川崎の多摩川のほとりに住むshiitakeと申します。
     スカイウォッチャーBKMAK127SPお気に入りとか。良いですよこれ。去年の巣籠中の4月にベランダで星見がしたくてAZ-Gti経緯台とのセットを購入して使用しています。お値段以上に思いのほか良く見えて、コンパクトで取り回しも良く現在も晴れていれば大概ベランダで大活躍しています。

     AZ-Gti経緯台は自動導入も追尾も精度が良くて、惑星を撮るためASI-224MCカメラも導入しました。使い慣れるうちに良い味を出してきています。
     
     現在は星雲星団の電視観望用にFS-60CBも増え、惑星や人工衛星撮影用にMAK127SPを使い分けています。CMOSカメラは最近発売されたPlayer One Neptune-C IIを購入しました。高感度でセンサー面積が大きくなりBKMAK127SPでの撮影が一層楽になりました。
    今のところ光軸ずれなど起きていないのでメンテナンスもブロワーでホコリを飛ばすくらいです。イイですよコレ。

    • sanpojin より:

      shiitakeさん、ご訪問とコメント、ありがとうございます。はじめまして。幣ブログの管理人のsanpojinです、愛知県在住です。
      スカイウォッチャーBKMAK127SP、大きさといい、コストパフォーマンスといい、良いですよね。
      そんなに良い見え味なんですね。僕も見てみたいです。購入を悩んでいるところです。
      光軸ずれも起きにくいんですね。僕はそういう細かい技術が弱いので、ニュートン反射は避けているんですが、光軸調整をしなくても良いところは大きい利点です。
      あー、BKMAK127SPで惑星を見てみたいです。
      電視観望もされているんですね。すごいです。フローライトアポクロマートも見え味良いんでしょうね。
      やっぱりセンサーサイズが大きいのは良いですよね。Player One Neptune-C IIを今調べたら、高性能ですね。CMOSカメラといえば、ZWO社しか思いつかなかったですが、他にも良いものがあるんですね。勉強になります。
      あー、BKMAK127SP、欲しいです。

  2. UTO より:

    マクストフ系は、特にこのSkyWatcherのタイプは落としたりぶつけたりしなければまず、ずれないと思います。
    シュミットカセは、頻繁にズレますよ。副鏡の調整だけで済みますから、そう難しくはありませんが・・

    笠井トレーディングの純カセは、マイクロテックのOEMだと思います。
    https://www.eyebell.com/microtech.htm
    まあ、この価格差なら、笠井さんのは多分今でも調整や検品やってくれてますから、カサイに一票。
    光軸は・・どうなんでしょうね。調整箇所はありそうです。副鏡は狂いにくいでしょうが、開放筒なので、ミラーが汚れます。
    汚れたら、清掃が大変かな。マクストフなら、屈折望遠鏡と同じように丁寧にそっと拭くで、良いとは思います。

    あとは、127mmは手軽で良いのですが、惑星を撮るにも、昔から最低15cmと言われているように、眼視でも惑星撮影でも、15cmというのは一つの目安かなー・・。
    赤道儀的には、18cmでも搭載は可能だと思います(浜北少年クラブの観望会でつかってる赤道儀が、確かスフィンクス赤道儀だったので)が、割とガチで使う感じになるかな。
    15cmまでなら、まだ手軽ですが、12.7cmの手軽さは別格かも。
    重たくなると、使用頻度は落ちてくるのも確かだと思うので、惑星のディテールをとるか、手軽さをとるか、でしょうか。
    電視観望だと、12.7cmの方がまだ焦点距離も短い分、扱いやすさでは上だと思います。
    が、確かに、もうちょっと大きな面積のカメラがあった方が良いかもですね。

    • sanpojin より:

      UT0さん、ありがとうございます。
      シュミットカセグレンはそんなにズレるんですか。。それでは僕には扱えないです。
      笠井トレーディングのはOEMだったんですね。調整とかアフターサービスよくないと、困るので、笠井トレーディングが良いわけですね。
      やはり、マクストフは屈折望遠鏡並みにメンテが楽そうですね。カセグレン系を選ぶときは、マクストフ一択だなあ。

      確かに僕も、15cmで、一皮むけるのではないかとは思っています。
      15cmは予算的に無理なので、結局選択しないのですが。12.7cmは、扱いやすさが良いんですね。やっぱりケンコートキナーのを選ぶべきかなあ。
      電視観望のことをよく知らないのですが、最近よく名前を聞きます。興味はあるのですが、まだ調べたことがありません。やっぱり対物レンズは大きめのほうがよいですね。

タイトルとURLをコピーしました