管理人は屈折望遠鏡が好きです。手間もかからないし、鏡筒内が密閉されていて、鏡筒内のゆらぎを気にすることがないです。でも、屈折望遠鏡のデメリットも当然あります。
屈折望遠鏡
天体からの光を集めるためのレンズが筒先に取り付けられ、そのレンズで結ばせた星の像を結ばせた像を接眼レンズで拡大してみる天体望遠鏡です。レンズというガラスを光を通すのでプリズム効果で色のにじみが出ます。しかし、管理人はその天体望遠鏡の形に魅せられています。同じ値段なら反射望遠鏡のほうが高性能なものを買えるのに・・・
反射望遠鏡
反射鏡で星の光を集めた光を接眼レンズで拡大してみる天体望遠鏡。レンズを光で通すことがないので偏光がなく、クリアな像を結びます。ただし鏡筒が開放されているので、鏡筒内でゆらぎがおきます。あと、メンテナンスも少し大変です。
それでも管理人は屈折望遠鏡がいい。いつか大口径の屈折天体望遠鏡を買いたいです。
で、二つのメーカーの同じようなスペックの屈折望遠鏡を比べてみました。
Vixen 天体望遠鏡 SD103S鏡筒 価格200,000円税別
- 対物レンズ103mm/SDアポクロマート、マルチコーティング
SD(Super ED)ガラスレンズ採用 - 焦点距離(口径比F)795mm(F7.7)
- 分解能・極限等級1.13秒・11.8等
- 集光力肉眼の217倍
- 長さ810mm・外径115mm
- 5.4kg(本体3.6kg)
もう一つ気になったのは、堅い仕事をすると管理人は思っている、高橋製作所の製品です。
高橋製作所 FC-100DC 価格191,000円税別
- フローライトアポクロマート100mm
- 焦点距離(口径比F)740mm(F7.4)
- 分解能・極限等級1.18秒・11.6等
- 集光力肉眼の204倍
- 長さ815mm・外径95mm
- 2.8kg(本体3.6kg)
どちらのメーカーも収差の少なさをアピール。とにかく、この短焦点レンズで色収差がほぼ抑えられているのは立派ですね。
そして付属品ですが、ファインダーはFC-100DCがなくて、天頂プリズムがあるくらいで、そんなに変わりはありません。ファインダーを入れると、価格面ではほぼ同額になると思います。
ちなみに最近知ったのですが、今は天体を自動導入するからファインダーはマストアイテムではないんですね。
管理人が一番気になったのが、重さです。ビクセンSD103Sが5.4kg、高橋製作所FC-100DCが3.6kg。これだと、赤道儀にかかる負荷にも影響するし、そもそも望遠鏡を外に持ち出す気力に影響しそうな気がします。
残念ながら、どちらも、使って天体観測をしていないのでレビューにならないのですが、どちらを買っても損はなさそう。
しかし、赤道儀を選ぶ場合、両者のベーシックなものを選んだとしても、ビクセンのSX2が200,000円税別、高橋製作所のEM-11FG-Temma2Zが275,000円税別。どちらかを選ぶには、赤道儀をどう選ぶかで決まりそうですね。
なにはともあれ、管理人は、大口径の屈折望遠鏡で星空を観望したいです。
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