ねらい
まず、管理人は、電動ドリルを使ったことがない。
そして、金属加工をしたことがない。
学校でアルミ板を直角に曲げたりした覚えはあります。
しかし、精密な機械に対して、その一部に穴を開けたことなど、全くありません。
架台に穴を開けるのは、少し先になりそうなのですが、このまま手をこまねいていて良いものだろうか。
そこで、ホームセンターから厚さ3mm(ホームセンターでは最高の厚さ)のアルミ板を買ってきて、電動ドリルで穴を開ける訓練をすることにしたのでした。
なお、最初は、臨場感を出すために、ウェハース状にしたアルミ板に穴を開けようと、DIY室を借りたんですが、カナ鋸でアルミ板を切り始めて30秒で放棄しました。全然進まないんですもん。
あれをやっていたら、疲れ切って穴あけまでできなかったでしょう。皆さん厚さ5mmのカナ鋸切断をされているという話を聞きますが、とても管理人には無理です。
訓練①
カメラde遊ingさんから、8mmの穴を開けるには、4mm→6mm→8mm→9mmと、徐々にドリルの径を上げていくのが安全とのことでしたので、まずは、ドリルに付属していた一番細いドリルからスタートしました。↓写真一番右からスタートです。
ドリルがおどり、目標地点からずれました。これは、なかなか手強いかもしれない。
これは最初にドリルが食いつく、ポンチ穴を掘っていなかったからこうなったのです。
まあ、それでも何とか一番小さな穴が開きました。
これで8mm。
そして9mmの穴までたどり着きました。カメラde遊ingさんが言われていた通り、単品で買ったドリルの切れ味は、ドリルに付属しているものよりもとても良くて、力もあまりかけずに穴が開きました。
訓練⓶
今回はほぼ狙い通りの位置に穴が開きました。しかしこれでも目標とはずれているのです。
8mmに一気に飛んでみました。その途中。
まずまずの穴が開きました。しかし、最後にはドリルが空回りしてしまうんですよね。締め方が悪いのか、操作が何か足りないのか。とりあえず穴は開きます。しかし・・・
裏面を見ると、バリだらけでした。これ、本番も同じことになりますよね。バリをとる道具を調達しておかなければ。
訓練③
まずまずの穴が開きました。この後、8mmのドリルで掘ったんですが、意外にも・・・
M8のボルトが奇麗に収まったんですよ。
ネットの情報では、8mmの穴に8Mのボルトは入らないと言われていたんですが、穴の品質が良ければ、入るのではないかと。8mmだとボルトがしっかりとまっているし、9mmの穴に8Mのボルトを入れるとがたつきは気になります。
穴あけを甘く見ていた管理人
今回はコンクリートブロックを二つ準備して、その上での作業という、かなり良い環境での穴あけ訓練でした。
それでも、うまくいかないことが多かった。管理人は電動ドリルによる穴あけを甘く見ていました。
しかも今回のアルミ板の厚さは3mm。
さらに実際の現場は、↓の赤い部分の裏から穴を開けるんですよ。
ただし、幸い、くぼんだ所に穴を開ける予定なので、その点アドバンテージになるんですが、どういう姿勢で穴を開けるのか。とにかく、望遠鏡はばらして、なるべく穴を開けやすい状況は作るつもりです。
このくぼみが直径8mmですので、8mmのドリルを選びます。ボルトが入らなければ、9mmで。
まとめ
ドリルが届いたのが昨日。今日試してみてよかったです。
アダチ鋼材さんが穴を開けてくれない、ねじを切ってくれないとなると。第一設計図に改良を加えたものか第二設計図を採用することになり、
5mmのアルミ板もしくは1.5cmの無垢のアルミプレートの穴あけをしないといけないんですよ!しかも正確に。
昨日の訓練でも、目標地点に穴を開けることもおぼつかいことが分かりました。
相当練習して、ドリルも使いこなせるようになっておかなければなりません。
新しい望遠鏡を楽しむには、いろいろと越えなければならない壁がありますね。
コメント
やっぱり付属のドリル刃は駄目でしたか(^^;
あれは形状はドリルですが、多分、焼きも入っていない軟鉄とかで作っているんじゃないですかね?
研ぎ直しても使えないと思いますよ。
焼きをいれたらましになるかも?
ホームセンターで1000円前後で売っている鉄鋼ドリルセットを買うのが一番です。
で、2mmぐらいから始めてください。
4mmじゃ難しいです。
水平垂直が掴みやすい平面に置くか、垂直にバイスに固定して穴空けすると良いと思います。
バイスは持っていないでしょうから前者かな?
バリ取りは穴よりも大きい径のドリルを使う手もありますが、径が近いと食い込んで危ないので、専用のを買うのがいいですね。
500円ぐらいであるんじゃないですかね。
カメラde遊ingさん、アドバイスありがとうございます。
やはりセットを買った方が良いんですね。望遠鏡の納品まで時間があるし、ゆっくり練習しようと思います。今は第三のプランに傾いています。
僕は垂直が分かりやすい方がいいですねえ。バイスが何なのかも知らないという。。。今ググってみてきました。なるほどバイスでも良いかも。
バリをとるのは、ドリルでできるんですね。専用のを買います。
いつもありがとうございます。
書き忘れました。
空回りはドリルチャックの把握力をドリル刃が受けている抵抗力が上回ったからですも
ガッチガチに締め上げるか、小刻みにドリルサイズを変えていくかです。
逆に言えば空回りしてくれるお陰で手首を痛めずに済んでいるとも言えますよ!
チャックへのビット取り付けは締め込み部を手で固定しドリルを正転させる手もありますよ。
あれ?句点が”も”と”!”になってた(^^;
タイプミスです、”。” に置き換えてお読みください(^^;
カメラde遊ingさん、ありがとうございます。
空回りは、あれでよかったんですね。すごい音がしたので何かやらかしたかと思ったんですよ。
ドリルを回すことで締め付けることができるんですね。それ、早速やってみます。
ありがとうございます。
あ、まだありました。
ボルト(ネジ)の寸法については、その強度などによっても変わってきます。
疑問に思ったら規格表をググるといいですよ。
一般的に売られている強度ではM8は8mmよりも細く作られています。
買ってきたボルトは自分ならノギスで寸法を確認しますが、ノギスが無ければできない話ですね。
パッケージによっては記載されていたりしますが、それでも測って確認しますね(^^;)
ブログ汚しちゃってすみません。
読み終えたら、コメントは一つにまとめ頂くか、削除しちゃってください。
カメラde遊ingさん、ありがとうございます。
なるほど、それで8mmのドリルであけた穴にM8が収まったんですね。
ブログ、汚れてないです。どんどん教えてください(笑)
加工って案外難しいですよね
最初にポンチを使ってもドリルが暴れて刃先が動くならセンタドリル(短くて太いドリル)で穴を作れば間違いなく暴れないと思います。
穴の大きさは適当に2倍ずつ位で空ければ大丈夫かと。
穴のバリは面取りカッターと言われている物があるので資金があるなら買えばいいと思います。
8mmの穴にM8のネジは通ると思います。
雄ネジ自体をキチキチに作ると雌ネジとの相性で最悪入らない可能性あるので若干緩い規格ものもが売られているかと(そもそも本当に8mmの穴かすら怪しいので…)
たぶん加工は断られないと思うんですが、コスモス天文工房とかがワンオフで作ってるはずなので聞いてみるもの良いと思います。
アルミに穴を空けるだけの仕事とかどう考えても美味しい(ぁ
みおさん、ご訪問とアドバイス、ありがとうございます。
本当に難しいと思います。今回の訓練は板の真ん中あたりに穴を開けましたが、本番は板の隅の方に開けないといけません。
なるほど短くて太いドリルで穴を作るんですね。
確かに8mm開けられてるのかは怪しいです(笑)なるほど、少し緩いものが売られているんですね、
コスモス天文工房さんには相談しようかと思っています。難しいねじ切とかもやってもらえますよね。
色々教えていただき、ありがとうございます。これからもよろしくおねがいします。
こんにちは😃
私個人の印象ですが、赤道儀の部材に使われているアルミはホムセン等のアルミ材より随分柔らかいイメージがありますよ。ねっとりしていると言うか。。。。
あと、ポンチでの位置穴あけは必須ですよ。あまり細かくドリルの大きさを刻むと、途中歯が最初に食い込むときに食い込んだまま部材を振り回す事があり怪我の元になります。くれぐれも部材の固定は気をつけて下さいね。出来れば穴あけ時にオイルを使われることをお勧めします。
こたろうさん、ありがとうございます。
そうなんですね、そうすると穴を開けるのは少しは楽ということでしょうか。
ポンチで穴あけ、反省しています。買っておけばよかった。
穴あけだけでもオイルがあった方が良いんですね。確かにその方がうまくいきそうです。
週末はポンチとオイルを買わないと。
いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
こたろうさんと同じこと言おうと思ってました。センターポンチは必須です。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B008Y8OE9I/
のタイプのバネで打つのがおすすめです。
切削油もやはりあったほうがいいと思います。アルミなので普通の安いやつでいいと思います。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000TGFGJU/
バリ取りはリーマーという工具が便利です。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B002TKI7A4/
あと、赤道儀側の穴は本当にM8が必要ですしょうか?M6ネジを使えば十分な気がします。M6なら6.5mmの穴を空ければ十分かと。いずれにせよ最初から4mmは厳しいと思います。カメラde遊ingさんも言ってますが2mmくらいからが適当です。
穴を空けてから、ナットで止めるのか、穴にタップを切るのか、きちんと意識しておいた方がいいと思います。赤道儀とプレートの固定はナットでもいいかと思いますが、アリガタを固定するのはタップを切っておいた方が楽かと思います。そうでないと、プレートの下に手を入れてナットをつける必要があり、結構大変です。
板厚ですが、私が言った全部を覆う案では強度的には3mmでも十分かと思います。ただ3mmだとタップを切ってもねじ山が数個くらいしか取れないのでそこが心配です。この場合はナットのほうがいいかもしれません。
最後にですが、もしできたらドリルで穴を空けているところの写真を家族か友人に撮ってもらうことはできませんか。体制とか、持ち方とか、固定方法も含めての全体像です。写真でどこが問題かとか、かなり言えるかと思います。
Samさん、ありがとうございます。
色々便利なものを教えていただき助かります。早速ポチっています。
6.5mmの穴で問題なければ楽です。
ドリルピットについては、セットものを買おうと思います。やはり、付属品と、単品で買ったものとは切れ味が全然違いますね。
板圧が3mmでよければ、穴あけも楽になります。先にアリミゾホルダーを取り付け(ボルト・ナット固定)そののちに赤道儀にセットしたらよいかなと・・・実際のところ今、Samさんの案に傾いているんですよ。
写真、恥ずかしいですね。ちょっと考えます。。。
アドバイス、感謝します。
他の方もおっしゃってますが、もっと細い径から穴開けした方が楽ですよ。
100均で安いのも売ってますが・・・単発案件なら、それで試してみるのもいいかも・・?
ただ、やっぱりドリル刃の精度や強度は悪いと思ってください。
あとは、センタポンチがあるといいなあ。
バリ取りは、自分の場合は、ひとつ太い径のドリル刃を軍手して手で持って取ってます。
や、以前素手で回したら刃の部分持ってたらしく血だらけに(笑)
きれいに取り切れない場合は、電動ドリル使って軽く当ててますが、このときは逆に軍手してると巻き込まれる危険もあるので、注意です。
UTOさん、ありがとうございます。
やはり最初のドリルは太かったですね。ドリルは、ホームセンターかネットで詰め合わせセットを買おうかと思っています。
付属品と単品で買ったドリルとの切れ味の差は歴然としていました。
なるほど、太い径のドリルをつかってバリをとっていくんですね。やってみます。
今回は完全に甘く見て穴あけをしたので、軍手もしていませんでした。怪我をしなくて良かったです。
刃物は怖いですね。僕も血だらけになるところだったかも。
軍手をしているとまずい時もあるんですね。素手でやるんですね。了解です。
いつもアドバイス、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。