以前と比べると、かなり空の存在感が低くなった感じの火星。まだマイナス等級を保っていますが、他の空の1等星に埋もれている感じもします。
完全にフィーバーも終わり、火星は遠くに去っていきます。
ただ、オフシーズンに火星を観測することは、管理人の星との付き合いの中ではなかったので、今、火星をちゃんと見ておくことには意味があると思いました。
今回は、直近の火星を掲載します。
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×2バロー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影ソフトウェア:FireCapture2.6 スタッキングソフトウェア:AutoStakkert3.1.4
画像処理ソフトウェア:RegiStax 6
撮影場所:自宅ベランダ
2020年12月19日18:16撮影
大シルチスだと思います。最後に見ることができてよかったです。今回の大接近でいろいろな模様を観測できて良かったです。
Histogramm(max)=1774、Histogramm=43%
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.2 Sharpen 0.15 Preview100
2020年12月27日17:29撮影
わずかに模様が見えるくらい、小さくなりました。こんなに小さい火星を記録しておくことも大切なことだと思います。
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.2 Sharpen 0.15 Preview100
まとめ
存在感が薄くなったとはいえ、早起きも必要なく、手軽に観測できるのが火星の良いところです。
これからも、気が向いたら撮影するかもしれません。
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