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【天体観測】ピントは最初が一番良い

天体撮影に関する事項

昨夜はDSOに再びトライしようと思いましたが、薄雲のかかった、不安定な天気でしたので、いつもどおり、惑星の撮影をしました。
しかし、木星と土星は、もう、西側の電柱にかくれており、撮影はままなりませんでした。
火星だけは撮影できました

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ピントがすべてといってもいい

惑星の動画撮影には、ピントが大事な要素の一つです。
いや、経験上、ピントがすべてといってもいいと思います。
ピントが合った画像が出来ると、とても満足感が高まり、楽しい気持ちになります。

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どの動画のピントが一番良いのか

なので、管理人は、一つの天体について、ピントを合わせなおしながら4コマから5コマ撮影しますが、ほとんどの場合、一番最初の撮影のピントが、最良です。
なぜだかわかりません。肩の力が抜けているからかもしれません。

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最初のピントの画像

最近撮った、最初の動画からスタッキングした動画です。

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×2バロー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影場所:自宅ベランダ
撮影ソフトウェア FireCapture2.6 スタッキングソフトウェア AutoStakkert3.1.4
画像処理ソフトウェア RegiStax 6

木星 2020年11月15日17:56撮影

おちついた、そして縞のもこもこも分かる画像になりました。これ、撮影中に大赤斑も顔を出したんですよ。
もうすぐ撮影できなくなると思うと寂しいです。撮れるうちに撮っておかなければ。

No.175551、Diameter=35.56″、Magnitude=-2.09、FocalLength=1650mm、Duration=59.969s、Frames captured=6320、ROI=640×480、
FPS (avg.)=105、Shutter=9.486ms、Gain=308 (51%)、Gamma=100、Histogramm(min)=0、Histogramm(max)=4013、Histogramm=97%
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.15 Sharpen 0.16 Preview100
Layer2 Sharpen 0.1  Preview17.1

↓ 大赤斑が左隅に顔を出した木星

火星 2020年11月16日19:32撮影

視直径は小さくなりましたが、ピントさえ合えばそこそこの画像になります。
まだまだ火星は楽しめますね。
この模様は初めて見ます。アンリ爪が見えているのでしょうか?

No.193153、Diameter=17.19″、Magnitude=-1.62、FocalLength=2100mm、Duration=60.007s、Frames captured=5992、ROI=640×480、
FPS (avg.)=99、Shutter=10.00ms、Gain=194 (32%)、Gamma=100、Histogramm(min)=0、Histogramm(max)=4040、Histogramm=98%
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.15 Sharpen 0.15 Preview100

土星 2020年11月16日18:38撮影

今よくよく見てみると、暗くて少し残念な画像ですね。Histogrammを100%まで上げてやればよかったです。今シーズン、カッシーニの空隙はもう無理かもしれないないなあ。

No.183736、Diameter=15.90″、Magnitude=0.67、FocalLength=1300mm、Duration=60.000s、Frames captured=5987、ROI=640×480、
FPS (avg.)=99、Shutter=10.00ms、Gain=431 (71%)、Gamma=100、Histogramm(min)=0、Histogramm(max)=3892、Histogramm=95%
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.25 Sharpen 0.14 Preview100

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