被写体の明るさは大切
昨夜も良い天気で、シーイングも良く、こんな日々が続いたら、管理人はとても幸せです。
望遠鏡を覗かなくても、ぼーっと星を眺めているだけでよい気分です。
火星は、たくさんの模様を見せてくれて、楽しかったです。
さて、ここ数日、結構な数の撮影をしましたが、画像の明るさについて、色々と考えさせられました。
この設定値が、こうであれば、もっと明るいはずなのに、とか、その逆とか。
そこで例のごとく、設定値と画像の出来形の比較をしてみます。
火星でHistogramm比較
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、、2倍バロー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影場所:自宅ベランダ
撮影ソフトウェア FireCapture2.6 スタッキングソフトウェア AutoStakkert3.1.4
画像処理ソフトウェア RegiStax 6
火星は、昨夜は六本の撮影をしました。その中で、
①一番Histogrammが高かった画像
この画像が一番明るいのは納得です。火星らしさをぎりぎりで保っています。
②一番Histogrammが低かった画像
この画像が一番暗いのも納得です。でも①よりも、より火星らしいかもしれません。Histogramm67%で撮影開始する勇気はないですが、ちょっと、この画像だけ手が滑りました。
ただし、Gamma100の効果は表れている気がします。
③低い順に二番目の画像
これも、Histogrammが下から二番目というのも納得できます。これくらいの方が火星らしいですかね。でもHistogramm71%は低すぎだと思います。
まとめ
結局、Histogramm90%から100%という目安も、仕上がりを見たら、Histogramm60%台のが一番火星らしかったりします。
GainやShutterも、もともとの火星の明るさなどによって、臨機応変に決めなければなりませんね。
そのために僕は、規定値で設定したのち、本番撮影前の五秒間撮影を推奨します。
この動画を確認することで、ピントが合っているか、明るさはどうかなどが確認できます。
これによって、良い画像になる可能性が高まります。
素人考えですが、お役に立てば。。。。
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