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金曜の夜ゆったりした気持ちで撮影
昨夜は金曜の夜。
管理人のような会社員は、一番リラックスできる時間です。
昼間は雨が降ったり曇ったりの繰り返しでしたが、夜は、雲は出ていたものの、今話題のトリオ、月、木星、土星はしっかり見えていました。
今夜は、ゆったり撮影をしようという気持ちで、機材を整えました。
土星にもチャレンジするつもりでした。
撮影対象を視界に導入する作業も、だんだん慣れてきました。こういう時モータードライブのありがたみが分かります。撮影対象を視界の中央に微調整で導入することができます。(管理人は赤経のみモーターですけどね)
主な機材
ビクセンNEWポラリス80M 口径80mmアクロマート 焦点距離910mm
CMOSカメラ:ASI462MC
月
8月26日の写真が暗い写真だったので、昨日よりゲインを上げて、鮮明な写真とするために1分間の撮影をしました。
前回は15秒とか10秒とかの撮影だったので。
木星
今回は、より鮮明になるかもしれないと思い、前回の2倍の2分間の撮影を2本とりました。8月26日の撮影は1分間の撮影でした。
土星
今日(8月28日)のメインは土星でした。これも、鮮明になるかと思い2分の撮影を2本。FireCapture上で、しっかりと輪を確認しました。土星の輪を自分の望遠鏡で見るのは20年ぶりくらいです。写真ができるのがとても楽しみです。
撮影を終えての感想
これで今日(8月28日)の撮影は終わりです。十分すぎる成果を得たつもりでいました。
それから、撮影対象を視野に入れる作業がとても上手になった気がします。
ピントはあまり褒められたものではないです。今後追求していこうと思います。
木星、土星が合成できず
月
さて、どんな写真ができるだろうと、非常に楽しみにして、パソコンの前に座って、AutoStakkertを立ち上げ、まずは月の動画を読み込み、合成しました。その結果がこれです。
若干、明るくなったでしょうか。
どうやら、パソコン上で若干明るすぎくらいの明るさで撮影した方がよさそうです。
なんだかどんよりしているのは、ピントが甘いのでしょう。月、という美しさに欠けます。
もっと月は白いと思います。
木星
とても残念な結果となりました。AutoStakkertがスタック作業に入る前?に作業が止まってしまいます(下図参照)。Stackボタンがグレーアウトされたままで、先に進めません。3度ほど試しましたが駄目でした。2分間も頑張って撮影したのに、ショックでした。
結構、ピントも良いように思われたので、とても惜しいことをしました。
なお、RegiStax 6で読み込んだらと思い、祈るような思いで早速やってみましたが、結果は、
読み込んではいるようですが、画像が表示されず、「Set Alignpoints」のボタンを押すと、「Scan line index out of range」という表示が出ます。
何となく容量オーバーを思い出させるような・・・
土星
土星も木星とまったく同様の事態となりました。土星はピントがよく出ているような気がしていたので、本当に残念でした。
動画のサイズを見たら、すべて9GBクラス
今回の撮影、撮像で共通している点はといえば、まだまだ素人の管理人が考えるに、撮影時間の長さです。
月が1分、木星・土星は2分。月は正常に写真が出来上がりました。
で、撮影されたファイルをよくよく見てみると、2分撮影した木星と土星の動画のサイズのファイルはなんと9GB越え。これは何か起こりそうな数字に思えます。
今回の問題の教訓は何か
いろんなパラメーターのことが分かっていないのですが、いろいろ調べるに、撮影する時には、CMOSカメラで撮影した範囲をすべてではなく範囲指定して撮影するらしい。そうすることで、動画のファイルサイズを小さくすることができそうです。
管理人はそんなこと全く考えず、パソコン画面内の真ん中に入っていればいいじゃんと思って、撮影していました。
管理人の思い
しかし、残念なものは残念なもので、昨夜(8月28日)のファイルに未練があります。
昨夜撮影された映像を、フリーソフトか何かで分断して、合成をやり直してみようかなと思ったりしております。
いずれにしても、パラメーターの知識なさすぎ、Samさんのアドバイスも撮影時は頭が舞い上がっていて忘れている始末。冷静に撮影しなければ。
今夜も晴れてほしいです。
コメント
こんばんわ。こちらでは初めましてですね。
Autostakkert!での処理ですが、2) Analyzeの結果が出た後、惑星の写っているウィンドウの方で「アライメントポイント」を設定しているでしょうか?
「アライメントポイント」は、画像を重ねる際の目印となる点で、惑星上で模様の目立つところを左クリックすると設定することができます(右クリックでポイント削除)。よく分からなければ、「Place APs in Grid」のボタンをクリックすれば自動的にポイントを配置してくれます。
また、アライメントポイントの大きさは、「AP Size」のところで設定することができます。惑星の大きさに対してアライメントポイントが大きすぎるとあまり良くないので、そこそこの大きさで。写っている惑星のサイズがこのくらいだと、数か所設定できるくらいなら十分でしょうか。
ともあれ、「アライメントポイント」を設定すれば、3) Stackへは進めるはずです。もし設定しているのに進まないのでしたらごめんなさいです。
HIROPONさん、ご訪問とコメントありがとうございまs。
アライメントポイントは、手動で設定したことはなかったのですが、Analyzeの結果が出た後「Place APs Grid」はいつもクリックしていました。それでも、Stackボタンはグレーアウトされたままでして・・・一番最初の写真合成の時は、すんなりと事は進んだんですが。おかしいです。
で、いろいろなチェックボックスをでたらめに試してみたら、「Place APs Grid」ボタン直下の「close to edge」のチェックボックスをチェックしてみたらスタックに進むことができました。3例試してみましたが、このチェックがないときは、スタックに進めない、チェックがあれば進めるようでして。。。
何となく、解決策はできた感じです。
アライメントポイントの件、勉強になりました。僕のために真剣に考えていただき、とてもうれしいです。今後ともよろしくお願いします。