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天体観測・天体撮影は暗い場所が必要です
なかなか暗い空を求めて遠征するのも大変ですが、暗い空は得難いものです。だから、当たり前ですが、できれば天体観測は暗い中でしたいですね。(暗いところは、防犯上の問題もありますが、キャンプ場などを使えばクリアできます)
しかし、暗いということは困ることでもあります。
暗いところで困ることは何でしょうか
アイピースの選択、暗い中では何ミリのアイピースか判別がつきません。
アイピースのケース、どのアイピースのものかわからなくなったりして。
暗くて六角レンチが見当たらないぞー。
カメラ雲台にカメラを装着したいけど、暗くてねじが合わないよー。
このスイッチ、何のスイッチだっけ、暗くてわかんない。
パソコンのUSBポートが分からないー
諸々・・・
暗い観測現場は、星はきれいに見えますが、作業効率の面では最悪の部類に入るでしょう。
かと言って、明るい懐中電灯を使うと、目への刺激で視力が低下してしまうというジレンマに陥ります。
そこで、おすすめは、Vixen天体観測用ライトSG-L02
僕はVixenの回し者ではないのですが、webサイトなどで調べてみるとどうしてもVixenになってしまうんですよね。
このSG-L02、目への刺激を抑えた赤色光だけでなく、電球色まで目の暗順応へも影響を与えにくい“電球色”LEDの特性に着目して開発されています。
目の暗順応を極力起こさない電球色LEDを採用
とにかく作業効率を落とさずに、目の暗順応への影響を極力少なくしたライトです。目の暗順応とは、明るいところから暗いところに入ると最初はものが見えにくくなる現象です。これが、繊細な視力の必要な天体観測や天体撮影に影響を与えると、惑星の微妙な模様の観測や、天体のピント合わせなどに影響します。
普通の白熱電球を使うと、暗順応を起こす波長555nm付近の光も含まれて、観測や撮影に影響があるところ、555nm付近の波長域を避けたLED照明を使用して、暗順応を起こさず、視認性は落とさず、暗闇の中の作業と、天体観測・天体撮影が快適にできるようにしています。
とにかく目に優しい
電球色LED、赤色LEDの明るさは無段階で調整可能(電球色は約3~42ルーメン、赤色は約0.28~7.62ルーメン)です。
また、目の暗順応への影響を最小限に抑えるために、初期点灯時は必ず最も暗い状態となるようになっています。
さらに、初期点灯の色を電球色・赤色から自由に選ぶことができます。
痒い所に手が届くというか、至れり尽くせりですね。
ハンズフリー、電源は?
ストラップやフックがついておりハンズフリーで使えますので、作業の支障はありません。
電源は、充電式リチウムイオンポリマー電池を内蔵しています。充電して繰り返し使用できるので経済的です。
価格は?
定価5,500円税別です。
どうなんでしょうね。ちょっと高いような。
でも、これだけの性能を持っていれば納得も行きますかね。
僕は欲しいですね。
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