ようやく闇の中を抜けた画像処理
Samさんに教えてもらったおかげで、これまでもやもやしていた画像処理がクリアになりました。
備忘録として記事を残しておきます。
色バランスの調整
Sirilにオリオン大星雲を読み込みます。
因みに、この記事は、以下の記事で処理したオリオン大星雲を再処理した過程です。
フォトメトリック補正の開始
色補正メニューからフォトメトリック補正をクリックします。
メタ情報の取得
メガネマークの枠に、オリオン大星雲のM42と記載し、Findをクリックすると、下の枠にOrion Nebulaが入ります。そこで「画像からメタデータを得る」をクリックし、OKをクリックします。
これで色バランスをとることができました。
炙り出しの方法
同じく画像処理メニューからヒストグラム変換をクリックします。
以下のような画面になりますので・・・
〇のついたマークをクリックすると・・・
見事にストレッチされました。カラーバランスもばっちりです。
当初ストレッチ版との比較
➀当初
➁今回ストレッチ版
細かいところまで美しく細かく見えるようになりました。
【撮影に使用した機材、ソフトウェア】
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI294MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影、GAIN300、30秒間のfitsフレーム268枚を撮影、そのうち260枚(計2時間14分)を、Siril1.0.6でコンポジット・フラット補正・ダーク補正・バイアス補正
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