概略
先日の記事で書いた、M6が3枚しかスタックされなかった件、
何とかして良い成果を出したかったので、昨夜もプチ遠征を行い、撮影に再トライしました。
結果としては、やはり前回ピントが合っていなかったことが分かりました。
今回、撮影はFITSファイル出力で行ったのですが、色は白黒のままでした。
以前に逆戻りです。
昨夜も同様の対応をしたのですが、色は出ず、おまけにスタックはされず、寂しい結果となりました。
[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影、GAIN220、8秒間のフレーム480枚を撮影・うちすべてがスタックされず。
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:郊外河川敷公園
撮影日:2022年9月25日
フレーム画像
↓がフレーム画像の一枚目です。
このフレームでスタックされないのです。そんなに質は悪くないけれど。
↓二枚目のフレーム
この2枚でスタックを試みましたが、スタックされませんでした。
背景をもっと暗くしないといけないのかな・・・
RegiStax6でスタックを試してみた
ここまでは、DeepSkyStacker(以下DSS)での処理の話です。
最後の望みをかけて、RegiStax 6でスタックを試みました。
何だかスタックされた気がしましたが、スタックに要する時間が妙に短かったため、やはりスタックはされていないと思います。
恒星の大きさが前に撮影したものと大きく違います。
この雲みたいのはなんだろう。
最後に
二日連続のプチ遠征で疲れ切りました。しかも大した成果は無し。
さて、これからどうしたものだろう。
またDSSの研究が始まるのだと思います。
つくづくライブスタックの時代は気楽だったと思います。
コメント
RegiStax 6 による処理後画像を見ると、
ア.元画像に対して上下が反転している
イ.雲みたいなものが写っている
イについては規則性があり、明るい恒星の下側にゴーストのように出現しています。
結論は「スタック失敗」ですが、パラメーターの設定次第で成功すると思われます。
ただ、そもそも色が出ない、というのはRS6以前の問題なので、どこから着手するかは悩
みどころですね。
まいくろさん、ありがとうございます。
一部改善できました。折角丁寧にお考えいただいたのに、これはとても申し訳ないのですが、取得する星の数が多すぎたようで、150個くらいに設定していたのですが、70個くらいに減らしたところ、スタックに成功しました。初歩中の初歩のミスで記事を作ってしまいすみませんでした。
ただし、条件付きでして、フラットファイルを追加してスタックすると、スタックに失敗します。フラットファイルをリストに追加してスタックすると成功します。
ダークファイルは、あってもなくてもスタックには成功します。
RS6でスタックをしたのは、まだ数回なのですが、中身が分からずやっていますので、もっと勉強したいと思います。
雲の規則性には気が付きませんでした。これでスタック失敗が分かりますね。
色は、出る時がほとんどですが、出ない時がたまにあります。どこか操作がおかしいのでしょう。この問題は継続して研究します。
いつも教えていただき、感謝します。ありがとうございます。
すみません、
誤りがありました。
誤り
ただし、条件付きでして、フラットファイルを追加してスタックすると、スタックに失敗します。フラットファイルをリストに追加してスタックすると成功します。
正しい
ただし、条件付きでして、フラットファイルを追加してスタックすると、スタックに失敗します。(削除)