目次
概要
平日に休みをもらえるようになって、天気の良い日は太陽観測をします。
ただし、前回の撮影から特筆すべき変化が合った時のみですけどね。
しかし、本当に晴れている、霞んでいない日というのは得難く、状態が変わっていなくても、観測する時があります。
今回がそれで、飛び飛びですが、太陽の様子の変化を記録できます。
5月19日(既出)→5月22日(既出)→5月24日→5月29日と変化を追うことが出来ました。
太陽面の様子と変化
[撮影、画像処理に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社NEWポラリス赤道儀
鏡筒:ビクセン社80M(D=80mm、f=910mm、F値11.4、アクロマートオールコート)
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI120MC-S
自動追尾:ビクセン社MD-5
撮影及びスタック:SharpCap4.0、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
撮影諸元:広角画像:撮影時間60秒間、露出1ms、GAIN3(3%)
:拡大画像:撮影時間60秒間、露出1ms、GAIN30(30%)
その他:広範囲画像は×0.5レデューサー使用。拡大画像は主焦点撮影。UV/IRカットフィルター使用
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年5月19日、22日、24日、29日
太陽広角画像と、5月22日から5月29日の推移
5月24日
しばらく騒がせた(?)F型の黒点群はまだ勢力を保っていました。しかし一時期と比べると、おとなしくなりました。少しずつ太陽面が寂しくなっていきます。
5月29日
もしかすると、22日に上部にあった黒点がこの黒点なのかもしれませんが、何とも言えません。
一時期勢力を強めたかも?
5月22日からの推移
やはり、今回のF型の黒点群は立派でした。しばらく目を楽しませていただきました。
他には特筆すべき点は無かったように思います。
拡大画像
5月24日
F型の黒点群は、向こう側に去っていきました。新しい巨大な黒点群が早く発生してほしいです。
↓F型黒点群と、その上のC型乃至D型の黒点群は、観測していない間にそこそこ発達したようですね。見たかったです。
更にそのずっと上には、微細黒点があります。
5月29日
下の二つ目の黒点群は、C型でしょうか?
発達してくれると嬉しいのですが。
まとめ
ここ1カ月程度の大黒点群の出現の観測で、太陽観測がさらに好きになりました。
次の大黒点群の出現を心待ちにしています。
暑い時期に向かって、人的、物的にも暑さ対策が必要になってきました。ベランダの床はかなり暑く、敷くものが必要になってきました。
最近では、工作で使ったスタイロフォームが半分くらい残っていたのを座布団代わりに使っています。
あとは、上から注ぐ太陽対策ですが、傘をさすくらいしか今のところ方策がありません。
本格的に太陽観測をするのには、星見に戻ってきて、2年かかっています。
今年が初心者みたいなものですので、きっちり勉強して臨みたいと思います。
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