概要
久しぶりに朝から晴れました。薄曇りっぽかったけど、太陽や月の観測・撮影なら十分いける天気でした。
早速、望遠鏡を出して、太陽観測の準備をしました。
↓太陽観測専用機 ビクセン社NEWポラリス80M、ビクセン社モータードライブMD-5。
まずはアイピースによる眼視観測ですが、何と、結構賑やかではないですか!
微細黒点まで合わせると、20個程度の黒点があります。
大きめの群もあります。これは撮影のし甲斐がありますね。
全体としては、A型からE型まである感じです。
賑やかですね!
型別太陽画像
[撮影、画像処理に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社NEWポラリス赤道儀
鏡筒:ビクセン社80M(D=80mm、f=910mm、F値11.4、アクロマートオールコート)
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI120MC-S
自動追尾:ビクセン社MD-5
撮影及びスタック:SharpCap4.0、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
撮影諸元:広角画像:撮影時間60秒間、露出1ms、GAIN3(3%)
:拡大画像:撮影時間60秒間、露出1ms、GAIN30(30%)
その他:広範囲画像は×0.5レデューサー使用。拡大画像は主焦点撮影。
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年5月18日
E型乃至F型、C型の黒点群
外部要因のせいにするわけではありませんが、シーイングは良くなかったです。そのせいか、鮮明さに欠けます。
しかし、迫力のある黒点群です。
その上にC型の黒点群。今後発達しますかね。
そうすると、F型とE型の黒点群が集まり、賑やかで楽しくなりますね。
その姿を見たい。
C型黒点群
若干密集度が低かったのでC型に認定しました。もうすぐ太陽の裏に行ってしまいますが、発達が期待されますね。
↓これもC型に分類しました。発達が期待されますが、現時点ではB型かもしれないC型ぎりぎりですね。徐々に正面に出てきますから、楽しみですね。
その他A型の黒点群
これだけ黒点があると、眼視観測が楽しくなります。
アイピースとパソコン画面とで楽しむことが出来ました。
太陽のピント合わせ
今日も、SharpCapのフォーカスアシスタントを使ってみました。
今回E乃至F型に認定した一番大きな黒点群でピントを合わせてみました。
画面上はピントは合っているようですが、すぐにブルーのグラフにはならず、↓の画像のように徐々にピントが合っていく感じです。今回の画像については、↓のグラフになった時点で撮影にゴーサインを出しました。
今日は、シーイングも悪く、エッジでピント合わせをする機能向きではなかったかもしれません。
太陽向けのフォーカスアシスタントは、あとはヒストグラム型、FWHM型があります。
ネット検索すると、FWHM型がお勧めされてました。早く取り掛かってみたいです。
太陽、月、惑星、これらにピントが合えば、言うことはありません。
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