経緯
太陽観測の記事はどうしても後ろ倒しされがちです。
太陽観測した日の夜にDSOとか撮影すると、そちらを記事にしてしまって、太陽の画像は、おいていかれるケースが多いです。いかんいかんと思っているのですが・・・
しかも最新の撮影が2022年2月11日(汗)
如何に太陽観測をサボっているのかばれてしまいました。
最近の記事は、こんな感じ。そこそこ黒点活動は行われている感じですが、少し寂しいですね。
今回紹介する太陽も、黒点数少なめの控えめな活動の様子です。
太陽画像
[撮影、画像処理に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社NEWポラリス赤道儀
鏡筒:ビクセン社80M(D=80mm、f=910mm、F値11.4、アクロマートオールコート)
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI120MC-S
自動追尾:ビクセン社MD-5
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
その他:広範囲画像(画像①)は×0.5レデューサー使用。その他は主焦点撮影。
もう少し黒点数が多いと、観測する気になるのですが・・・←言い訳
今回は、C群1,A群2でした。
①14:42分撮影
ここに見えているだけが、撮影日の黒点の様子です。見落としがちなのが、中央付近にぽつぽつと二つあることです。
実は管理人は見落としてしまい、撮像段階で気づいたものです。
こういうのは少しラッキーですね。
これ、モザイク撮影・合成できますかね。黒点がここまで少ないと、位置決めが出来ずに合成が出来ない気がしますが。
黒点活動がもっと活発になってきたら、是非やってみたいと思います。
②14:47撮影
ちょっとピントが甘かったか・・・
勝手にC群に認定しました。もう少し密集しているか、黒点数が多ければ、迫力が出るのですが。
半暗部はしっかりとしている黒点です。黒点には半暗部がなければ、黒点を見た気にならないです。
③14:49撮影
縁の方なので、像がつぶれてしまっていますが、正面から見たら、A群ではないかもしれません。3個黒点が確認できますかね。
大きい方の黒点の少し手前にも、小黒点があるかも。
まとめ
この日までは地道に観測していたんですが、かなり間が開いてしまっています。
春になって、気候的に観測が楽なシーズンがやってきました。
今度こそ晴れた昼は太陽観測をすることにします。
先の記事でも、同じことを言った気がします。
太陽観測で一つ難があるのは、極軸設定です。
今は、極軸を真北に向けて、高度を、管理人の家の緯度に設置しています。北極星が見えないから、SharpCapのPolarAlign機能が使えず、太陽を完全に止められないのです。
あ、夜に極軸設定をして、ベランダの床に三脚の位置をマーキングしておけばよいのか。
今夜晴れたら、早速やってみよう。
そうなると、太陽も、早い時刻に観測しないと、照準を合わせる姿勢がアクロバティックになるな。
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