目次
撮影の経緯
晴れた昼には、太陽を観測・撮影することにしています。
大きな黒点に出会えた日はとてもラッキーです。
表題の3日間はゴールデンウィークでしたので、ラッキーなことに、3日間連続で観測・撮影することが出来ました。
黒点の変化も確認することが出来ました。
広角画像
[撮影、画像処理に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社NEWポラリス赤道儀
鏡筒:ビクセン社80M(D=80mm、f=910mm、F値11.4、アクロマートオールコート)
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI120MC-S
自動追尾:ビクセン社MD-5
撮影及びスタック:FireCapture2.6、SharpCap4.0、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
撮影諸元:広角画像:撮影時間60秒間、露出1ms、GAIN3(3%)
:拡大画像:撮影時間60秒間、露出1ms、GAIN30(30%)
その他:広範囲画像は×0.5レデューサー使用。拡大画像は主焦点撮影。
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年5月3日火曜日、4日水曜日、5日木曜日
2022年5月3日10:50
少し寂しい感じですが、中央付近に面白い形の黒点があり、結構楽しめました。
半暗部がある黒点が一つしかない黒点群は何型というのでしょうか?
感じとしてはA型が3群としたいところですが、それは正確ではありません。
202年5月4日9:21
変わった形の黒点が発達しました。これは見どころです、5月5日が楽しみです。
2022年5月5日
薄曇りのため、撮影がうまくできませんでした。中央付近の黒点群がどう変わったかは、拡大画像でご覧ください。
広範囲画像
2022年5月3日10:41
少しピントが甘いでしょうか。右隅の黒点群に注目です。
2022年5月4日9:26
右隅の黒点群が急速に発達しました。C型に格上げです。
2022年5月5日10:21
右隅の黒点群が、さらに活発化しました。こういう変化は面白いですね。E型に格上げでしょうか。
この現象に出会えてラッキーでした。
まとめ
今回は、急速に発達した黒点群があり、その過程を確認出来て、とても興味深くラッキーでした。
この短期間にこういう事象に巡り合えることはそうはないと思います。
毎日観測できない太陽だからこその貴重さでした。
ゴールデンウィーク最終段階で、何か大きな変化を確認できると嬉しいです。
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