球状星団は当面見られそうにない
色々と調べましたが、是非見たい球状星団は、管理人のうちからでは、方角的に、高度的に観測できないことが分かり、がっかりしました。
昨夜は帰宅した時は晴れていたので、球状星団を狙っていたのです。
しかし、その位置からして、M2、M15も見られません。
とても残念です。
そのかわりにM35を撮影したかったが・・・
その代わり昨夜は、せっかくM36からM38まで撮影できたので、M35(赤経 06h08m 赤緯 +24°20′)も撮影しておかないと片手落ちではないかということで、昨夜の目標はM35となりました。
M35に迫る方法は、いつもの、赤経方向を目盛環で追い、赤緯方向を微動ハンドルの微調整で追い込むという方法です。
おうし座β星(赤経05h26m、赤緯+28°36′)を基準恒星にして、赤経目盛を合わせ、かなりの自信をもって赤緯ハンドルの微調整をしました。
ところが!
いくらハンドルを回しても、M35は現れません。赤緯24°を通り越してしまいました。
失地を取り戻すために、最初からやり直そうとしていたら、空は厚い雲に覆われてしまい、もやもやした気分で、撮影基地は撤収されたのでした。
反省点
まず基準恒星であるおうし座β星を、画角の中央にきちんとおさめなかったのがいけなかったと思います。なんといってもASI462MCの画角は狭いのですからできる限りの正確さが必要なのにそこをきちんとしなかった、これが原因だと思います。
あとは、画角の隅に、これかなと思う明るい部分があったのですが、そこを調べなかったことです。面倒くささが先に立って、調べることをしませんでした。
とにかく、正確さを高めていかなければいけないのに、雑なやり方をしてしまった。
明日の夜とか、しっかり失地を取り戻したいと思います。
かわりにM36を編集しなおします
その代わりと言っては何ですが、M37同様、画像編集をし直そうと思います。
①Before
②after
素材を自然に生かせてますでしょうか。あんまり変わらないですね。
まとめ
何事も丁寧さを欠いてはいけないと、改めて思いました。
ましてや狭い画角に手動で導入する作業です。細心の注意が必要です。
今回のような失敗は、今後の教訓として生かしていきます。
とりあえず、今夜リベンジかな。天気予報はまた曇りがちみたいだけど。
前向きにとらえたいと思います。
コメント